|
テーマ:普通の日記(12402)
カテゴリ:ニュース
発達障害扱い炎上の本 著者の肩書を修正 「心理カウンセラー」に 発達障害の当事者を動物のイラストで表現して 「職場の困った人」として取り上げ、 発売前にSNS(交流サイト)上で批判が殺到した書籍 「職場の『困った人』をうまく動かす心理術」(三笠書房) について、出版社が著者の肩書を修正した。 24日にも通販サイトなどで発売される。 この書籍を巡っては、 12日に著者の神田裕子氏が書籍見本を X(ツイッター)上に投稿したことをきっかけに、 批判が噴出した。 表紙や目次などで、 自閉スペクトラム症(ASD)や 注意欠陥多動性障害(ADHD) の当事者を職場の「困った人」と表現し、 ナマケモノなどの動物のイラストで記載している。 当事者団体が 「差別的表現が含まれている」として抗議声明を発表。 発売差し止めを求める署名活動も起きている。 毎日新聞が18日までに入手した発売前の書籍では 神田氏の肩書は「産業カウンセラー」と表記されていたが、 出版元の三笠書房のホームページと通販サイトでは、 23日までに「心理カウンセラー」に変更されていた。 産業カウンセラーの資格試験を運営している 日本産業カウンセラー協会によると、 現在は神田氏の産業カウンセラーとしての登録はないという。 この試験は、 1992年に旧労働省認可による技能審査となったが、 2001年に厚生労働省が 公益法人などによる技能審査の認定を廃止し、 現在は民間資格となっている。 産業カウンセラーは商標であり、 これを使用して活動するには協会に登録する必要がある。 三笠書房「商標権に関するトラブルを避けるため使用を控えた」 三笠書房は23日、毎日新聞の取材に肩書の変更を認め、 産業カウンセラーの商標権者である 日本産業カウンセラー協会から 使用を禁止する警告を受けて 「商標権に関するトラブルを避けるために使用を控えた」 と経緯を説明した。 神田氏は99年1月に旧労働省の認定資格だった 「産業カウンセラー」資格には合格しており、 「著者は同協会が商標を登録されるはるか前から、 約30年間この資格を表示して」 きたことを踏まえ、 今回の出版でも当初この肩書を使用したという。 書籍のタイトルなどに用いていないことなどから、 「商標権の侵害にはあたらない」 としつつ、 「引き続き法律の専門家と協議検討する」 とした。 【毎日新聞】 出版物はともかく、何かと問題を抱えていますね。☄ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年05月14日 16時37分39秒
コメント(0) | コメントを書く |