|
テーマ:普通の日記(12705)
カテゴリ:ニュース
知的障害のある人専門の書道教室 「君は君のままで素敵だよ」題材は師範自作の詩 「自慢の生徒たち」との30年 大胆な字、揺れ具合に味のある字──。 横浜市栄区の書道師範、 居原田礼子(いはらだ・れいこ)さん (71)は、 知的障害のある人の自由な感性にひかれて 専門の書道教室を開き、 今年で30年目になる。 一人一人の性格や雰囲気、 書ける文字数に合った自作の詩を題材として提供し、 魅力を引き出している。 ◆明確なルールは決めず、生徒を尊重 「誰かに優しくできたかな 一生けんめい生きたかな 真っ白な明日をむかえるために 今日に忘れものはないですか」 横浜市港南区の「港南地域活動ホームひの」 に8人の生徒が集まった。 この詩を書き始めたのは、 書道歴10年ほどの相沢千智さん(31)。 「先生書いていい?」 と息を弾ませていた笑顔から一転、 真剣な目つきで筆先に集中する。 母親がそばで見守る中、居原田さんが半紙を手で押さえ、 「今度は縦(線)だよ」 「穴(『む』や『は』の円形の箇所)をあけて」 と最低限の助言をする。 ただ、書き順を含む明確なルールは決めず、生徒を尊重する。 ◆「本人の気持ちに添った詩」 「君は君のままでいいんだよ がんばりすぎずに でもがんばって 楽しみ見つけて生きていこうよ 君は君のままで素敵だよ」 集中するためイヤホンを着けながら取り組むのは、 小学1年の頃から通う自閉症の土山裕真さん(36)。 詩を一言ずつ声に出しながらゆっくりと筆を進め、 時折にっこりとほほ笑む。 母親の由巳(ゆみ)さん(65)は 「本人の気持ちに添った詩で刺さる。 話せない分、書くことで 自分の思いが伝わる満足感を味わっているみたい」 と話す。 ◆作った詩は2000作以上
子育て中の3... (この記事は有料記事です) [東京新聞] 学校を卒業後も、 筆記用具を持って 机に向かう習慣が続けられることだけでも、 素晴らしいことですね。☄ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ニュース] カテゴリの最新記事
|