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テーマ:普通の日記(12940)
カテゴリ:ニュース
大企業従業員のADHDと自閉症に関する知識と認識調査 職場における神経発達症 (ADHD、自閉症スペクトラム障害) に関する知識と認識について、 大企業の従業員を対象に調査した研究結果が、 Scientific Reports誌2025年10月2日号に発表された。 スペインのアストラゼネカとアレクシオンの従業員 880人を対象とした調査では、 ADHDと自閉症の認知度は高いものの、 症状に関する誤解が残っており、 職場環境の適応が不十分 と感じている従業員が多いことが明らかになった。 スペイン大企業従業員880人を対象とした横断研究本研究は、2024年7月にスペインのアストラゼネカと アレクシオンの従業員880人を対象に実施された横断的調査である。 調査では自己記入式質問票を用いて、 ADHDと自閉症に関する知識、 神経多様性のある同僚との協働に対する認識、 および教育的介入の好みを評価した。 データは記述統計を用いて分析され、 頻度、割合、中心傾向の測定値が要約された。 神経発達症 (注意欠如・多動症[ADHD]および自閉症スペクトラム障害[ASD]) は世界中で数百万人に影響を与えており、 職業環境ではしばしば誤解されている。 研究者らは、神経多様性を受け入れることが、包括性を高め、 これらの個人がもつユニークな強みを活かすために 不可欠であると指摘している。 高い認知度の一方で残る症状への誤解調査結果によると、ADHD(98.9%)と自閉症(98.1%) の認知度は非常に高かったが、 症状に関する誤解も依然として存在していた。 約20%の回答者が知的障害を自閉症の症状として誤って認識し、 限局的興味をADHDの兆候として誤認していた。 神経多様性のある同僚と一緒に働くことへの快適さは 10点満点中7.4点と比較的高かったが、 60.6%の回答者が職場が神経多様性のある人々に 十分に適応していないと感じていた。 教育的アプローチとしては、 学校での講演(87.5%)とソーシャルメディア(67.6%) が最も好まれていた。 これらの結果は、 神経多様性に対する肯定的な態度がある一方で、 神経発達障害に関する知識のギャップが 依然として存在することを示している。 神経多様性を活かす職場環境づくりへの提言研究者らは、神経多様性のある個人の強みを強調し、 包括性とイノベーションを促進する適応可能で サポーティブな職場を育成するためには、 ターゲットを絞った介入が不可欠であると結論づけている。 調査結果から、 従業員は神経多様性について学ぶ意欲があり、 特に学校での講演や ソーシャルメディアを通じた教育を好む傾向が示された。 職場環境の適応が不十分 と感じている従業員が多いことから、 企業は神経多様性のある従業員のニーズに合わせた 環境整備を進める必要がある。 本研究は、 大企業における神経多様性に関する認識と 知識の現状を明らかにし、 より包括的な職場環境を 構築するための基礎データを提供している。 [Carenet Academia] 障がい名だけで括るのではなく、 あくまでも個性として一人一人に 向き合って欲しいですね。☄ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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