風のように光のように   

2009/01/19(月)08:05

昨晩は早寝をしたせいか夜中に何度も半覚醒状態になっていましたが、雪が融けてポタポタ雫が落ちる音が聴こえていました。雫の音に耳を澄ますと、体の内側から微かにくすぐられているような何ともいえないような心地良さです。 気温が上ったんだなと寝ぼけ頭で考えていました。部屋にいても外の雰囲気が昨日までと変わったのが伝わってきます。そして、こういう自然の微妙な音や体感の変化にじ~っと意識を集中していると、僕は必ず幼年時代の感覚が甦ってきます。 今、外を見ると、雪景色ではあるものの、なんとなく本州の冬のような、寒さが緩んでホッとこちらの緊張も緩んだ感じ。空が薄青く微かに乳白色です。 意識の隅には、爆弾や銃で傷付いたり死んだりしたガザ市民の痛々しい映像や住居を追い出された人たちの映像やその他テレビで見た雑多な映像も堆積していますが、同時に、この世の荒々しさから絶縁されてお伽の国ように幸せだった幼年時代の感覚も今甦っています。 今という時間の中に、何十年も昔の時間が、同時にあるような感じ。 時間って何だろう。。 そして、現実って何だろう。。

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