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主夫えいちゃんの子育てブログ

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July 13, 2005
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 子供が泣き止まないことが度々ある。
 
 泣けども、泣けども、とめどなく涙をポロポロ落としながら、
僕の腕の中でずうっと泣いている。
 
 抱きながら、この感情はどこから来るのだろうか、よくわか
らなかった。
 日常的にも、すぐに不機嫌になって泣き出すことが多々ある。
 
 昨日、実家に行った時、土日の講習などで実家に子供を預け
ている時、どのように過ごしているか詳しく聞くことができた。
 実家でも同じような状態なのか?
 その答えはうちの場合とは逆だった。
 実家だと良く寝るし、よく遊んだりして、寝て起きた時に泣
いたりするくらいで、機嫌が悪かったり、泣き止まないという
ことはほとんどないそうだ。
 
 どうしてなのだろう。
 自分たちの育て方が悪いのか、確かに実家はうちより空調的
に過ごしやすい環境かもしれない。
 お父さん、お母さんよりもおじいちゃん、おばあちゃんのほ
うがうちの子供にとってはいいのか。
 うちでの状態を両親に言ったら、「お腹がすいているんじゃ
ないの」とか言われたが、なにかが自分の中でひっかかってい
た。
 
 うすうす感じていたことだが、子供が泣き止まなくなるのは、
実家に預けて次の日とかに多いような気がする。
 もしかしたら、なんらかのストレスを実家で感じているので
はないか。
 しかし、うちの親はもう目の中に入れても痛くないほどにか
わいがっている感じだし、実家から戻ってきた表情はリフレッ
シュしている感じにも見える。
 
 実家から帰ってきて、そのことをパートナーに話したら、実
家ではいい子をしているし、どんな理由があろうともやはり母
親と一時的にでも離されるのは赤ちゃんにとってはとても嫌な
ことだからと言った。
 
 たしかに、うちの子は外にでるとおとなしくなる。また、迎
えに行った時になぜか子供がよそよそしく、目を合わせないの
だ。
 
 うちの子はまだ生後5ヶ月だが、もう、こんなにも内面では
思っているのか!!
 生まれたばかりから赤ちゃんがいろいろと感じ、受け取って
いるということは理論上ではわかっていたが、実際、自分の子
供として体験すると、とても受け入れられないような、心が重
くなる感じがした。
 
 また、子供を甘く見てはいけないという言葉を浮かばされた。
わかっていなそうな顔して、実は全部親の心理を見抜いている
のかもしれない。
 
 そして、子供はなによりもお母さんを必要としていること。
 それもそうだろう10ヶ月間お腹の中に一緒にいて、おっぱ
いも与えてくれる存在。
 父親とはまた違うし、いくらおじいちゃん、おばあちゃんが
いくらかわいがっても、やはり母親にまさるものはないのか。
 
 この文章を書きながら、なぜか自分は泣きたくなる感じがす
る。
 2ヶ月早く生まれ、2ヶ月母親と引き離され保育器の中にい
たつらさからか。
 
 我が子を産んだ母親の気持ちは父親にさえ理解できない部分
がある。
 
 人間の心の根底には、母の子宮に戻りたいという願望がある
という。
 今まで、この心の仕事に携わってきて、どれだけ人間には心
の根底に満たされない母親への欲求を抱えているのか自分自身
も含めてよくわかってきた。
 
 なんらかの理由で母親と引き離された赤ちゃんの心を思うと、
とても心が痛い。
 
 このことを書きながら、自分の事を思い出した。
 保育器から退院してある程度たった時に自分の母親が仕事に
復帰した。僕は保育所に預けられた。保育所での僕は、終始、
泣き止まなかったらしい。
 
 まるで、泣き止まない我が子のように。
 
 いつも泣いてばかりいて、おそらくその時位からだろうか、
喘息の発作が出てきたそうだ。
 それで、母親は仕事を辞めざるを得なくなったのだそうだ。
 おじいちゃんは、保育所の床にうすいビニールみたいのしか
ひいていなかったからだと言っていたが。
 
 おそらく、2度と保育器の時のように母親と引き離されるつ
らさを味わいたくなかったのだと思う。
 
 もうひとつ、思い出されるのは、なぜか記憶に残っていて、
その時の写真もある。2歳くらいの自分がおじいちゃんとじゃ
んけんをしている記憶だ。その時の自分は次におじいちゃんが
なにを出すがが予知できていて、それでもちろん勝つことがで
きるのだが、勝つとおじいちゃんがかわいそうだと思ってわざ
と負けているのだ。

 写真では自分がチョキを出して、おじいちゃんがグーをだし
て自分は負けているが表情は笑っている。

 もしかしたら、うちの子供もそのような傾向があって、祖父
母に気を使っているのだとしたら・・・
 
 これは、うちの子だけなのか。うちの子だけが人一倍、感受
性が強いのか。
 もしかしたら、本当はほとんどの子供はそうしているのかも
しれない。
 もし、それが本当だとしたら・・・
 とんでもないことかもしれない。
 他人になにげなくする赤ちゃんの笑顔は、こっちがあやした
りしてあげたからではなく、もしかしたら赤ちゃんの方が気を
使ってしてあげているとしたら・・・
 
 赤ちゃんにとって本心を出せるのは両親だけかもしれない。
 
 もし、両親にさえ本心を出せなくなるとしたら、恐ろしいこ
とになる。

            


                      庭の芝桜(6月初旬)





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Last updated  July 13, 2005 11:53:27 PM
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