2005/07/16(土)00:11
心の中のオアシス
心の中にあった満たされぬ思い
渇望
心の渇きといえるもの
それを潤そうとあちこちとさまよい歩いてきた
出会った相手にそれはあると錯覚した
それを相手に求めた
しかし、それは与えられなかった
探そうとさまよい歩くほど、心の渇きは激しさを増した
心の渇きを潤そうとしたが、それはすべて無駄な徒労だった
もう、探し歩く気力も潰え、その場に倒れた
自分の心の渇きを深く感じながら
無力感、ふがいなさ、無価値感、孤独感などが心の底から噴出してきた
まるで、泥水が噴出するように
しかし、それがだんだんと透明
透き通った水のようなものが噴出してきた
まるで、地下の水源に到達したかのように
それは、今まで探し渇望していたものだった
その水は愛、豊かさ、平安というもの
そして、初めて気づいた
捜し求めていたものは、どこか遠いところにあるのではなく
自分自身の深くに眠っていたのだと
もう、心が渇くことはなかった
ちざきバラ園で