山田維史の遊卵画廊

2016/01/25(月)13:10

錦織圭選手、ジョコビッチとの準々決勝へ

サッカー、バレーボール、スポーツ全般(184)

 錦織圭選手の全豪オープン第4戦、対ツォンガ(フランス)戦は、すばらしいプレー運びでストレート勝ち。準々決勝に進出した。  錦織選手は前回の試合中に右手首のメディカル・チェックを受け、今日もリスト・バンドの下に包帯を巻いていた。一方、ツォンガ選手も今日の試合中に背中のメディカル・チェックを受け、ゲームが7分間ほど中断した。  両者、必ずしも万全の状態ではなかったかもしれないが、錦織選手の繰り広げる千変万化のテクニカル・プレーに、ツォンガ選手は苛立を隠せない様子だった。心理作戦も錦織選手の勝ちというところか。  たしか昨年の全仏オープンで対戦した両人だが、あの試合で錦織選手はツォンガ選手に敗れたはずだ。そのような過去の対戦を引きずるものかどうか、私には分からない事だが,今日のツォンガ選手の心には、勝てるはずの相手に不甲斐なくもゲームを取られて行く、という思いは起ったかもしれない。  あくまでも私の推測にすぎない。が、たとえば錦織選手のリターンに対して、ツォンガ選手がチャレンジすると、主審もラインマンもインの判定なのでチャレンジを受け付けなかった。ツォンガ選手の気持は、表面的にはともかくも、内心は収まらなかったのだろう。休憩中に大きな声で主審と話をしていた。  そんなわけで、錦織圭選手は、6-4、6-2、6-4でストレート勝ちした。  次の第5戦は、4強を懸けて, 第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。見逃せない。

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