山田維史の遊卵画廊

2016/06/04(土)10:39

ドッカン、ドッカン、ゴールラッシュ

サッカー、バレーボール、スポーツ全般(184)

 夕食後、仕事場にもどるつもりが、テレビを見ると男子サッカー日本A代表(ハリルホジッチ監督)のキリン・チャレンジ・カップ準決勝が始まった。対戦相手はブルガリアである。9月に始まるロシアW杯最終予選前の最後の国際公式試合。仕事場へ行くのをやめて、居間の私の椅子に身体を沈めた。  試合は開始されたばかりだったが、メモをとる用意もないまま、3分、右サイド柏木からのロングボールを岡崎がヘデイングで見事なゴール。先制点をあげた。 いやはや、今日の日本代表は目をみはらせるすばらしいプレー。つぎつぎとドッカンドッカン、ゴールを決めた。  岡崎、香川、つづけて香川、吉田、ふたたび吉田、宇佐美。後半戦に入って少し気がゆるんだわけでもあるまいが、ミスから2失点。ブルガリアの攻守に勢いがつく。途中出場の浅野がPKを獲る。自ら蹴りたいとボールを抱えるのを、ハリルホジッチ監督「OK!」のサイン。浅野、蹴る。ボールはゴールネットに突き刺さる。浅野、代表入り初ゴールだ。7-2。直後に今度はブルガリアがPKを獲る。止められるか、川島。川島の身体が横になって宙に飛ぶ。------止めた! 川島、海外での所属クラブが決まらず1年間試合から遠ざかっていた。文字通り1年ぶりの代表復帰である。前半戦でも、ブルガリアのシュートを片手を突き上げてボールをネット上にそらし、ピンチを救っている。守護神、健在!  というわけで、日本チームのゴールラッシュだった。とはいえ、前半戦でのベテラン勢による見事な連繋が、後半で若い選手に交替すると、若さの勢い余ってだろうチーム全体が見えなくなることもあったようだ。自分こそが点を獲ってやろうという気負いをもちつつ、チームとしての攻守の連繋が機能させられれば、言う事がないのだが。 決勝戦は7日だ。相手はボスニア・ヘルツェゴヴィナ。優勝候補である。

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