2018/01/18(木)22:06
次々に作品制作
一日中、制作。ニューヨーク展のための入れ替え作品の1作、異質の支持体を結合する作業を始め、その下塗りの2回目をやる。この下塗りは通常より厚く重ね塗りをするつもりだ。その後、もっとも困難な作業がある。ここで失敗すると、まったく取り返しがつかない。主要部分の長い期間かかった、そしてそれだけが私が「作品」と主張するところなのだが、すべて無に帰してしまう。---慎重に作業しなければ。
その2回目の塗りを終わったところで、他の描きかけの作品に移る。それも乾燥待ちの状態までやり、ニューヨーク展のためのまったく新しい作品にとりかかった。その下絵を写し、第1回の塗りをほどこした。これも乾燥待ち。
さらにミニアチュール(5×6cmの油彩細密画)のための支持体を作る。厚さ1cmの板(蒲鉾板をカット)に礬水(ドオサ)を塗って脂(ヤニ)止めをしてから、キャンヴァスをボンドで張ったものだ。そこに下地塗りをして乾燥させる。数日後にすっかり乾いたら絵を描き始めるのである。----なぜこんなミニアチュールなど描くかといえば、遊びではあるのだが、ニューヨーク用に描き始めた新作のなかに小さな小さな物をたくさん描写する構想なので、その練習を兼ねているのである。
と、ここまでで本日の制作は終了。
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お知らせ
きたる3月19日(月)、民生委員創立100周年記念コンサートが杉並公会堂で開催されます。
東京都の市区町村には約10,000人の民生委員がいて福祉活動をしていますが、各区や市部は独自に合唱団を結成して、広報活動やチャリティー・コンサートに出演しています。このたびの100周年記念コンサートには20の合唱団が出演します。
入場は無料。会場は午前10時30分。開演11時〜午後4時。どうぞお出かけください。
後日、さらに詳しくお知らせいたします。