凍死しかけた朝
昨夜、寝室に行くと、窓が旦那によってほとんど閉められていた。一足先に寝ていた旦那に「暑いじゃないの、まったく信じられない、家がもっと広かったらこんなおかしな感覚の人となんか、一緒に寝ないで住むのに」と、散々文句を言った。その間、旦那は無言。タシケオに言い返したら、10倍になって帰ってくるのがわかっているからひたすら、忍耐だ。それをいい事に、タシケオは窓を全開にして寝た。そして、明け方。いつもなら、目覚まし時計が散々鳴ってからでないと目が覚めないのに、ふと、目が覚めた。5時10分。理由はすぐにわかった。寒いのだ。タシケオの、腕と主に上半身が氷のように冷たい。頭を窓に向けて寝ているためだ。まるで、まったく体温がない死体のような体に、自分の事ながら、恐怖を感じるほどで起きていたなら、ここまで腕や体を冷やすなんてこと、絶対にないだろう。慌てて、窓を閉め夏布団をかぶる。それでも寒くて、隣に寝ている旦那の背中に、冷たくなった体をくっつけて暖を取った。(こういう時には旦那は便利だ)その間、旦那はやっぱり無言。旦那はその時、シャツと、パジャマを着ていたので(用意周到)、タシケオほど、極限になってはいなかったようだ。(タシケオはTシャツ1枚)しばらくしたら、なんとか寒さも収まったけど、目が覚めてよかった。気が付かなかったら、朝まで全身が冷えて凍死しかねない。つい、何日か前までは、夜中中窓を全開にしても玄関を開けっ放しにして風を通しっぱなしでも汗だくだったのに、季節はいつの間にか、すごい勢いで動き出したようだ。それでも、昼間はまだ扇風機なしではいられないほど暑いのに、気分も体もついていけてまっしぇ~ん。死ななくてよかった。怖かったし、寒かったよぉ~。でも、それでもたぶん、旦那の言う事は、素直には聞けないと思いまーす。そういうものです。ガハハハ。あっ、でも、今夜からは黙って窓は閉めて寝るつもり。ホホホホ。