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カテゴリ:政治・経済・社会
主婦の家事時間、諸外国の2倍【読売新聞】
日本の主婦が家事に費やす時間は諸外国の2倍に上ることが、生活用品メーカーP&G(神戸市)の調査でわかった。 1日平均の家事時間は、日本が4時間24分だったのに対し、中国が1時間54分、アメリカで2時間24分と、日本の半分ほどだった。項目別に見ても、食器洗いや料理を、日本は「1日に3回以上」するとの回答が過半数を占めたが、他国では1回や2回が多数派だった。 「4時間24分」 個人的には、「短いなぁ」という感想です。 もっと長いような気がするんですけど…。 我が家では、家事は一応分担しています。 お互いにできることをするという前提で、私は、可能な限り日常の簡単な掃除と食器洗い、服などの洗濯の担当。 お互いに補完しあった家事の分担ですね。 こどもの保育園の送り迎えは、できる限り私がしています。 家事の定義が判然としませんので、何とも言えませんが、私が行っている日常の家事時間を計算してみます。 朝に息子を保育園に送る場合、短くとも20分。 お迎えの場合、保育園での園庭で息子との相手を含めても、短くとも30分、長い場合は1時間以上です。これを家事に加えるのか、どうか…。 帰宅後に、息子が汚した服を洗濯機に入れる前に、頑固な汚れを落とす作業に10分ぐらい。 そして、お風呂の用意に5~10分。 庭の植物たちに、水遣りの約10分。 夕飯後に、食器洗いに約20~30分。 洗濯機を回して、洗濯物を干すのに15~20分(多い時は30分ぐらい)。 これらは、あくまで実質的に作業をしている時間で、実際には、食器洗いから洗濯が終了するまでに、約1時間から1時間半ほど必要です。 妻は、朝6時ごろに起床して、朝食の用意をして、息子を保育園に送る準備をする。 そのトータルの時間は、約2時間。 私が息子を保育園に送った後に、日常的なこまごまとした家事を短くても約1時間。 大き目のものの洗濯などは朝にすることが多いですね。 夕食の準備に、1時間から1時間半。 その他、洗濯物を取り入れ、それをたたんで収納など、やらなくてはいけないことは数知れず。 2人合わせても、短くても、7時間以上費やします。 その他、下の息子の母乳遣りや、おしめやトイレの作業など、子育てに費やされる時間は、更に必要です。 夫の家事分担が無しで、主婦の家事が4時間や5時間で収まるとは、到底思えません。 事実、この調査では、 家事の分担についても、日本では主婦がほとんどすべての家事にかかわっていた。料理や食器洗いで、主婦以外の家族が担当する家庭が1割前後ある諸外国に比べ、家事負担の大きさが目立った。とのことですから、夫が家事を手伝う時間は、ほとんどないと言ってもいいと思います。 そんな中での、家事4時間ちょっとは、私としては、信じられません。 とにかく、夫が家事をフォローできる環境に全くない現状を社会的に改善していかなければいけないことは明白だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.02 11:20:11
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