プラス君の日記

2023/11/23(木)23:31

10年前の選曲を聞いたらツッコミ満載

タンゴな生活(685)

10年前には、既に自分たちが主催しているミロンガ「彩タンゴ」で選曲をしていた。 当時、自分の選曲は踊りやすくてミロンガに来てくれていた人たちにも評判が良かった、と思っていた。 選曲の構成は3曲タンダで、基本的にはタンゴ2タンダの後にワルツ1タンダ、そしてまたタンゴ2タンダの後にミロンガ1タンダで、これを繰り返す。この構成は今も変わらない。 また、コルティナは30秒程度で今と比べると大分短い。コルティナの曲はスタンダードジャズを使っていた。 たまたま、その10年前の選曲を聞いてみたら、あまりにも酷い。 当時はすごく良くできていると思っていたが、今聞いてみると聞くに耐えない。 まず、タンダごとに一応オルケスタは揃えてあるが、歌っている歌手が揃えていないし、歌なしの曲が入っている。 例えば、カルロス・ディサルリであればポデスタとルフィーノが混在しているし、ファン・ダリエンソであればエチャゲとマウレが混在していたりする。 それも酷いことだが、さらに酷いことは、年代がバラバラなのだ。 同じオルケスタでも年代が異なると、演奏方法や曲調がかなり違ってくる。メンバーの入れ替わりもあるため、同じオルケスタとは思えないものもある。 10年前から選曲用ソフトとして、Windowsパソコンに i-tunes をインストールして使っていたが、オルケスタの名前だけで、歌手の名前を整理していなかった。年代も同様に整理しておらず、i-tunes のプレイリストに年代表示をしていなかったからだ。 今は、プレイリスト上にオルケスタと歌手、年代を表示しているので、それを確認しながら曲を選んでいるが、当時はそれができかなった。 まずそれがダメなポイントだが、今回聞き直してみると、問題はそれだけでなく、そもそものタンダの流れが良くない。 当時はリズム系の曲が好きだったことがあり、リズムがはっきりしていてテンポの良い曲を多く使っていたが、それがずーっと続いている。コルティナも30秒と短く、コルティナの曲はスタンダードジャズでアップテンポの曲のため、コルティナで一休みとならない。テンポの良い曲(タンダ)が一本調子で続いていく感じなのだ。 今なら、テンポの良い曲のタンダの後には、少しゆっくりしたメロディー系の曲のタンダを入れたりして、緩急を付けるし、コルティナも50秒から1分程度のもので曲調もテンポの良いものからバラード調のゆったりとしたものまで、前後のタンダとの相性を考えながら使っている。 それにしても、こんなにも違うものなのかと呆れる。 もし、今の自分が10年前の自分に遭ったら、ツッコミどころ満載でボロカスに言っていたかも知れない。 少しは選曲の要諦がわかるようになってきたのだと思うが、これからもしっかりと勉強して踊りにきた人達が楽しんでもらえるような選曲ができるようになりたい。

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