2006/07/09(日)00:01
『ゲド戦記』試写。
この夏の話題作、宮崎吾郎初監督作品、スタジオジブリの『ゲド戦記』!
特別スポンサーである、アサヒ飲料で募集していた試写会、当たったので
今日行ってみてきましたーー☆
実は試写会って行ったことなかったんですよ。映画あんまり見ないから。
さて行ってみると、ネット限定の応募だったせいか、年齢層は10代後半~
30代くらいの人しかいない感じ。映画のチラシにアサヒ飲料のタイアップ
キャンペーンの応募ハガキ、それにドリンク引換券が渡されまして。
三ツ矢サイダーが貰えました(^^)。試写会会場、お客さん全員サイダー。
映画の内容は…公開が29日なのでネタバレするのもなんなので、内容について
深くは語りませんけれど。
そして私は中学生のうちに『指輪物語』を読んだがため、『ナルニア』と
『ゲド戦記』って実は読んでません。なので原作と比べてどうか…とかも
語れません(汗;)。…ただ、ひとつ言えることは。
…これ、 『シュナの旅』じゃん!!!
話は全く違うんですが、一部の描写やデザインが全く同じ。映画を見ながら
ずっと「あまりにも似てるなぁ」と思ってて。実際、映画では『原案』、
チラシでは『作画参考』としてこの作品が紹介されてました。
映画自体で言えばー…初監督の作品としては非常に完成度や映像的にもレベル
が高いですし、物語も安心して見られるひとつの作品になってます。
…が、そこはスタジオジブリ。見る側の要求が高いので(笑)、若干気になる
点はいくつか。『宮崎駿作品』に比べて、画質レベルが劣るかな…と。
色彩設計や質感の表現、人物描画のバランスとか含めて。
私自身が絵を描く人間なのもあって、絵のクオリティって気になるんですよ。
普通に考えれば上手いけど、宮崎駿に比べると劣る…って感じかな。
後キャラクターの描き方とか心理的な演出、描写的な演出とか…
そんなところもちょっと物足りないとか、宮崎駿ならこうしてただろう、
それならもっと良かったな…っていう些細な不満も。>普通なら充分だけど。
それと物語も予定調和というか、安心して見ていられるのですが、それ以上
ではない、ですね。原作と比べてどうなのか、原作ファンの方のご意見も
伺いたいかも。まぁ全6作から2時間の作品を作ったら、こんな感じかな?
とは思いますが。>3巻が今回の話だとか。ゲド戦記(6冊)セット
声は非常に皆様上手くて、新人の手嶌葵ちゃんもなかなか良かったですね。
何より歌はとっても素敵でした。声が綺麗ー!
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主人公アレン役の岡田くんも非常に良かったです。演技もいいのねー。
一時期、声で演技が出来ない俳優が声をあててた作品はがっかりしたんですが
今回はホントに皆上手くて。良かったですー。
全体的にはとても楽しめたし、いい映画でした☆