2021/11/26

「カメぱっぱ」海底人との闘い(529)

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テーマ:創作童話(767)
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💛過去のあらすじ(493~501)

δδδ 生物兵器の恐怖 δδδ

 クジラ型潜水艦の中にいるワイヤレントとブッチャーの会話は続きます。

「ボントス国王は1~2年で人類を支配して、宇宙ロケットの生産工場を作り、

すぐに打ち上げを開始するやん。大気成分などが地球と同じなものに

当たりをつけてロケットを飛ばすから、異星への移住計画は確率が

高いのや。人間が開発したロケットよりもかなり高度なものでな」

 2人は宇宙旅行をするとき中にいる生命体がスピードで生じる圧力(G)で

ペチャンコになる前の限界スピードなどを話し合う。ワイヤレントは

ブッチャ―にあくまで自分たちがイニシアティブをとるが、もしそれに

ブッチャーが逆らえば容赦しないと脅かす。その言葉を聞き流すブッチャー。

 その頃、ホワイトハウスではクリサーラとデルフミューム、ザビエス、

人間4人、生田緑地の動物たちが大会議室でトマソン大統領と話し合っている。

 トマソンはモニターに映し出されたエリーゼに感謝の言葉を述べた。

 それはトマソンの眼鏡に仕掛けた音声器からエリーゼの指示通りに発言し

ワイヤレントへ一泡吹かせたのだ。

 エリーゼからクリサーラ同様、友人関係になって欲しいとの要望があり、

トマソンは快く承諾する。

 2ヶ月後に地上に出て命令するワイヤレントの指示内容をトマソンに教える

エリーゼ。それはアラスカに宇宙基地とロケット生産工場を建設するという

ものだった。そのための資材や費用は人間側が用意し、建物、部品、ロケット

組み立ての詳細な設計図はCADデータとして事前に渡すので、忠実に作る

ようにとの指令も教えられる。

 AI搭載のスパコン<マザー>からも有力な情報がもたらされた。

それは人間社会の中に大勢のシンパサイザーやスパイを潜り込ませ、

ボントスの指示通りに動き出す人間は約5万人もいるのだ。

 マザーが人間を操縦する方法を具体的に教える。ヘッドホーンをつけて

いる者へ特殊な周波数を脳に流すと前頭葉が刺激され、洗脳されやすく

なるという。トマソンは当面、ヘッドホーんは脳に悪影響を及ぼすからと

発表し、使用制限を減らしてボントスの企みを削減するよう要請した。

 クリサーラとエリーゼが初めてモニターごしではあるが、顔を合わせ

自己紹介する。意気投合した2人はお互いの胸の内を正直に話し合う。

 エリーゼは海底人の弱点を教え、クリサーラは出来るだけボントスを

刺激しないで地上進出の時期を遅くするよう話す。
 
 いつか地球全体が平和になったとき、夜の浜辺で仰向きになって2人だけで

星を見つめて語り会おうと誓いあう。

 カメぱっぱがエリーゼから貴重な情報を訊き出した。それはボントスが

大量の昆虫や虫を地表へ運び、草、稲、米、穀物を食い荒らし人類が食料不足に

なるよう企んでいたことだ。カメぱっぱに紹介された木村トメさんは、エリーゼと

話し込むが、海底人も匂いに敏感なのを指摘する。

 トマソンはボントスの生物兵器、昆虫ばら撒き作戦を止める案をみんなに

相談した。なかなか名案が出なくて時間だけが流れていく最後に、カメぱっぱが

とんでもない作戦を立てる。


     つづく

 ボントスの悪巧みは、人間の仲間になったエリーゼから次々と、もたらされるが

 それに上手く対応できればよいのですが。///・・・って、これも過去に

 書いたものなので、気になる方は本編を読んでね。





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最終更新日  2021/11/26 10:55:15 AM
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