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ダウン症児の育児ブログ~派遣さんの☆ワクワク育児日記!~

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金澤泰子様エッセイetc

2008年04月06日
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●金澤泰子(文)、金澤翔子(書)『萌 芽』
雑誌『星座・歌とことば』2008年3月号(草萌号)
『書-こころのかたち』より


金澤翔子さん「萌芽」


「萌 芽」◇金澤泰子

 小学四年生になった時、翔子は普通学級での在籍は無理だと、
新しい担任の先生に登校を拒否された。新学期に向けて想いを
膨らませていたので衝撃であった。春爛漫の陽光が余りにのどかで
あった故になお悲しく、途方に暮れた。なすすべもない私は、
翔子に大作の般若心経を書かせようと決意した。十才の知的障害の
子に大紙への二六二文字の挑戦は無謀に思えた。しかし、これ位の
事をしなければ二人の胸は治まらなかった。毎夜、私が罫線を引き、
来る日も来る日も繚乱と続く二人の共同作業が展開され、遂に三組
の心経を書き終えた。翔子には厳しい鍛錬の刻であった。
 思えば翔子が書の道で生きる兆しはこの般若心経に在った。
何処へとも行方の知れない辛い不安な凍土があったから、あの凄い
心経が芽ぶいたのでしょう。

(以上転載許可済みです)


-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

いつも泰子様のエッセイを掲載させていただく時は、
事前に送って頂いた雑誌「星座」もしくはそのコピーから
スキャンしてブログ記事を作っているのですが、今回は「エッセイ」
と「書」の両方のデータを金澤泰子様からご提供して頂きました。
そのため、今回は若干今までと構成が違うと感じられるかもしれません。

雑誌「星座」に連載されています泰子様のエッセイ、
こちらでの掲載は、一重に金澤泰子様がダウン症のお子様を
育児されていらっしゃる親の方へ少しでも参考になれば
という
お気持ちからご縁があったものです。
隔月の連載で、もうかれこれ1年以上お世話になっています。

連載までの経緯は、以前より私があるご縁で金澤翔子さんの書
魅せられ、翔子さんをこちらでご紹介させて頂いているうちに
自然とそのような話になりました。
丁度連載が始まった時期に泰子様と直接お話させて頂く機会が
あったおかげかもしれません。

なんにせよ一個人のブログにこのような素晴らしいエッセイと
書を掲載させて頂くこと、改めてとても光栄に思い、
感謝の気持ちで一杯です。
私と同じく毎回感慨深く読まれていらっしゃる方も多いのでは
ないかと思います。

実際に翔子さんを育児されてこられた泰子様の様々な思いが、
今までのエッセイはもちろんのこと、今回の「萌芽」にも
強く感じられます。
この気持ちは実際にダウン症の我が子を育児している親にしか
多分わからない気持ちだと思います。

私はまだまだこれからのことが多いので、本当のところはまだ
よくわからないことだらけだと思いますが、このエッセイと書の
絶妙な組み合わせを毎回一読者として楽しませて頂いています。

毎回貴重なエッセイを掲載させて頂いている金澤泰子様には
本当に感謝の言葉もございませんm(゚- ゚ )


★今までご紹介させていただいた金澤泰子様のエッセイは
下記リンク先の中に全て入っています(^^)

http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/?ctgy=47







最終更新日  2017年08月24日 12時39分56秒


2008年01月25日
●金澤泰子(文)、金澤翔子(書)『飛 翔』
雑誌『星座・歌とことば』2008年1月号
『書-こころのかたち』より

金澤翔子さん『飛翔』(絵葉書より)
金澤翔子(小蘭)書「飛 翔」        【縦70cm×横136cm】
(金澤泰子様から頂いた絵葉書より)



金澤泰子(文)、金澤翔子(書)『飛翔』


「飛 翔」◇金澤泰子


  雀や烏が電線のあたりで飛ぶ姿を、人は飛翔しているとはあまり
言わない。はるばると天空高きを悠然と、鋭く飛ぶ鷹や鷲などを指し
て飛翔していると言うでしょう。永い時を経て作り上げた遺伝子と、
幾多の戦闘の果てに獲得した、その美しい姿を彼等自身はきっと知
らない。我々が憧れ仰ぎ見ていることも知らず飛んでいるだけなの
でしょう。
 私もあの様に飛翔してみたい。しかし彼等の様な飛行の歴史も遺
伝子も持たない私達は、美しく飛ぶことは案外難しいかもしれない。
・・・心に強く想い、ひたすら念ずれば叶う・・・と生物の時間で習いまし
た。ですから天空で舞う彼等の雄姿を心にしっかりと刻み、深く念じ、
ホープフルモンスターになって、
               今年は凛々と飛翔しようではありませんか!


(以上転載許可済みです)



★今までご紹介させていただいた金澤泰子様のエッセイは
下記リンク先の中に全て入っています(^^)

http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/?ctgy=47






最終更新日  2017年08月24日 12時30分55秒
2007年11月30日

●雑誌『星座・歌とことば』11月号
 『書-こころのかたち』より『孤 雁』
  金澤泰子(文)、金澤翔子(書)


金澤泰子様(文)金澤翔子さん(書)「孤雁」

 「孤 雁」

  金澤泰子

  孤雁・群れを離れてただ一羽だけでいる雁。 どの様な
理由で、 どの様な想いで一羽だけになったのか。群れを
離れると云う事は自然界では生死に関わる一大事であろ
うから、 きっと緊迫した事態があったのでしょう。  千人
に一人の割合で出生するダウン症児を授かった私も、又
ある時期、深い諦念と共に健常者の連帯から離れなけれ
ばならなかった。 今は知らず二十数年前は皆と同じ様に
手を携えて生きるのは難しい事であった。 自らの狭い思
い込みの中で、追い詰められ、悲嘆にくれ、 苦しみの極
みで、 遂にある一線を越えた・・・・・・ 果たして、そこには
思いがけず安穏な素晴らしい地平が展けていた。
 大空を一羽だけ飛ぶ雁も、 きっと苦しい刻を過ぎ、 今
は誰も知らない世界を味わっているでしょう。


(以上転載許可済みです)

★今までご紹介させていただいた金澤泰子様のエッセイは
下記リンク先の中に全て入っています(^^)

http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/?ctgy=47







最終更新日  2009年02月24日 16時55分15秒
2007年09月17日

●雑誌『星座・歌とことば』9月号
 『書-こころのかたち』より『旅 愁』
  金澤泰子(文)、金澤翔子(書)

金澤翔子さん「旅愁」


「旅 愁」◇金澤泰子

 中国の山奥、客家土楼(はっかどろう)に行った。
故宮にも万里の長城にも興味を示さなかった翔子が、
巨大な土楼の中の一匹の兎に釘付けになった。
「ミミ(家で飼っていた兎)がいた」
6年間可愛がっていたミミが家から姿を消して4年余、
杳として行方が分からずに居た。
ミミはお月様に行ってお餅をついている、
と翔子の方法で納得していて、よく月に向かって
「ミミ元気?」と話しかけていた。
それなのに何が符合したのか今回土楼の一角の兎が
ミミだと言い張る。
「ミミ寒くなかった?」等と涙ぐんで話しかけて動かない。
東京の家から月を経由してこの土楼にミミは暮らしている。
翔子のシュールな想い、それはそれでいいのだが、
二十歳を過ぎた我が娘の知的検証に欠ける、
このような考えに私はいつも少し哀しい。
 旅先の里でのほろ苦き思い出の一つである。


(以上転載許可済みです)


*****************

※上記エッセイが完成するまでの過程
金澤泰子様のお話では、最初に出版社側から翔子さんが
書かれる字を提示され、それを翔子さんが「書」にしたためた後、
泰子様がその「書」に関連するエッセイを300字以内で
執筆されることになっているそうです。

この度の原稿(文)はFAXでしたので、雑誌のコピーを
掲載する事が出来ませんでした。何分ご了承くださいませ。


★金澤泰子(文)・金澤翔子(書)『愛にはじまる』
(2006年7月出版)



★今までご紹介させていただいた金澤泰子様のエッセイは
下記リンク先の中に入っています。

http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/?ctgy=47







最終更新日  2009年02月24日 16時56分36秒
2007年09月09日

●雑誌『星座・歌とことば』7月号
 『書-こころのかたち』より『一以貫(いちいかん)』
  金澤泰子(文)、金澤翔子(書)


金澤泰子様(文)・翔子さん(書)「一以貫」
 

「一以貫」 ~ひとつを以って貫く ◇ 金澤泰子


 祖父は教師であったけれど書に非常に憧憬が強かった
と聞く。父も夜な夜な懐素や王鐸の書を臨書していた。
私も四季の折々に床の間に飾られる祖父の書いた掛け軸を
日がな眺めては「この線はウソだ」「この字の角度は少し
おかしい」等と小さい頃から書に魅せられて60有余年が
経った。祖父も、父も、私も本職の蔭で秘かに書に費や
した時間は膨大であった。が、遂に書家として世に問わ
れることはなかった。そして今、いつの頃からか環境に
より書の世界に引きづり込まれてしまっている我が子・
翔子に、私の見果てぬ夢、成し得なかった書への想いが
引き継がれた。
 もし、万が一、翔子が書家として世間に認められる様
なことがあるとすれば、それはひたすら書によって貫か
れた我々の血、DNAの祈りにも似た願いなのであろう。



※別紙で泰子様から頂いた上記「一以貫」の書の印刷です。
送付状態の関係で少し折り目がついておりますが
より詳細に分かると思い下記に掲載いたします。


金澤泰子様(文)・翔子さん(書)「一以貫」







最終更新日  2009年02月24日 16時58分12秒

今回と次回の2回に分けて、金澤泰子様のエッセイを
ご紹介させていただきます。
金澤泰子様は、ダウン症の女流書家・金澤翔子さんのお母様。
現在、かまくら春秋社発行の、『星座・歌とことば』(隔月発売)
において泰子様(文)、翔子さん(書)のコラボレーションで
エッセイを連載されていらっしゃいます。

このエッセイが出来上がるまでの過程について、
先日泰子様から興味あるお話をお聞きしました。
まず最初に出版社側から翔子さんが書かれる字を提示され、
それを翔子さんが「書」にしたためた後、
泰子様がその「書」の関連文を300字以内にまとめる、
といった聞くだけでとてもワクワクする面白い企画でした。
泰子様もとても楽しそうに話されていましたので、
この連載結構続くのかな~なんて期待しています。。m(゚- ゚ )


初回連載時より泰子様のご好意により私のブログで
貴重なエッセイをご紹介させていただいています。
今回は『星座』5月号、次回は7月号に掲載されたエッセイを
ご紹介させていただきます。(出版社には転載許可済みです)

*****************

●雑誌『星座・歌とことば』5月号
 『書-こころのかたち』より『青葉闇』
  金澤泰子(文)、金澤翔子(書)

金澤泰子様(文)・翔子さん(書)「青葉闇」


「青葉闇」◇ 金澤泰子


幼女期を運ぶ夏風逆転の歯ぎしり充てるわが瑠璃時計

 今、私と机を並べて「青葉闇」の書を書いている娘・
翔子と同じ齢のころに作った私の拙い短歌である。
 少女の頃、初夏の日は緑が濃く、陽光がキラキラして、
世界の明暗がはっきりしていた。そして光る青葉が重な
り合った葉陰に出来るヒンヤリとした静寂な空間、凛と
したその暗がりから出ると、外の景色が一段と深く、あ
りありと美しくなることがとても不思議であった。
 私のそばで、無心に書を書いている翔子の目に、果し
てこの初夏の世界はどの様に映っているのであろうか。

*****************

<今までこのブログでご紹介の金澤泰子さまのエッセイ>

★金澤泰子様エッセイ、『ダウン症って、本当は何?』
http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200705280000/

★金澤泰子様(文)・翔子さん(書)『慈悲』
 (雑誌『星座』1月号より転載)

http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200706010000/

★金澤泰子様(文)・翔子さん(書)『微笑』
 (雑誌『星座』3月号より転載)

http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200706050000/


★このブログ内の金澤泰子様関連の記事リンク集です。
http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/?ctgy=47







最終更新日  2009年03月08日 21時53分42秒
2007年09月08日
女流書家・金澤翔子さんのお母様、金澤泰子様の記事が
増えてまいりましたのでこの度カテゴリを作ることに致しました。

★こちらのリンク先になります。
http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/?ctgy=47
トップページ左サイドバー、『カテゴリ』欄下の
『金澤泰子様エッセイetc』へのリンクになります。
雑然としていてまとまっていませんが、
今までの泰子様関連の記事が全て入っております。


改めて読み返してみましたら、初めてお電話させて頂いた時の事、
エッセイの掲載を快く承知して下さった事、そのエッセイに
頂いた読者の方からのお手紙の事など、過去に書いた記事を
読んでいてとても感慨深い思いが致しました。

それはどこからくるものかと考えましたら、
やはりひろくんと同じダウン症という障がいを持って生まれた
翔子さんを途中から女手1つで育ててきた(お父様は早くに
お亡くなりになられたので)その経験の重みからくるもの
だと思いました。

翔子さんは現在22才。
素晴らしい才能を開花させていらっしゃいます。
私もひろくんを育てている以上、それは人事ではありません。
その思いもありまして、
泰子様からは多くの事を学ばせて頂いています。

とてもありがたいことに泰子様は、
翔子さんと同じダウン症の子どもを育てられていらっしゃる方々に
少しでもお役に立てれば
と、ご多忙な中ですが、
私宛に雑誌や資料を惜しげもなくお送りして下さっています。


私のブログはとても小さいですが、泰子様のそのお気持ちを
精一杯汲ませて頂いた上で、泰子様からお預かりした資料を
掲載させていただくつもりでいます。

泰子様からの恩恵が、私も含めてたくさんの方に
伝わりますよう心から願っていますm(゚- ゚ )






最終更新日  2009年02月24日 17時02分06秒
2007年08月25日
今回は泰子様のエッセイ『ダウン症って、本当は何?』を読まれて、
お手紙、ご感想、コメントを下さった方へのお知らせです。
私宛に泰子様からメッセージを頂いておりました。
頂いたメッセージは下記文になります。

お便りを下さった皆様に
くれぐれも よろしく お伝え下さいませ。
とても うれしかったので・・・


活字で書くと簡単なように思えますが、
手書きのお手紙でしたので、私はとても重く感じました。
私の事情で、すっかりお伝えすることが遅れてしまって
大変申し訳ありませんでした。


<今までご紹介の金澤泰子さまのエッセイ>

★金澤泰子様エッセイ、『ダウン症って、本当は何?』
http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200705280000/

★金澤泰子様(文)・翔子さん(書)『慈悲』(雑誌『星座』より転載)
http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200706010000/

★金澤泰子様(文)・翔子さん(書)『微笑』(雑誌『星座』より転載)
http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200706050000/






最終更新日  2009年03月08日 18時02分36秒
2007年06月27日

先日、ダウン症の書家・金澤翔子さんのお母様、
金澤泰子さまのエッセイ「ダウン症って、本当は何?」
をご紹介させていただきました。

★金澤泰子さまエッセイ「ダウン症って、本当は何?」
http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200705280000/


このエッセイをご覧になられた方が、
金澤泰子さま宛てのお手紙をメールにて私に託されました。
私自身、そのお手紙の内容にとても感銘を受けましたので、
まだ幼いダウン症の子を育てていらっしゃる親の方にも大変
参考になると思い、大変恐縮ながら私のブログで紹介したい
旨をその方にお願いし、今日ご紹介出来ることになりました。
 
I.Tさん(イニシャルです)は、現在、10歳のダウン症の次男くんと、
中学1年生の長男くんを育児されている主婦の方です。
翔子さんが21歳、その丁度中間の年齢がI.Tさんの次男くんに
当たることもあり、私はこのお手紙が大変参考になりました。

それでは、I.Tさんが金澤泰子さまに宛てたお手紙を
ご紹介させていただきます(^^)b


*****************

金澤泰子様

はじめまして。
わたしには、中学1年の長男と小学4年生になるダウン症の次男がいます。
この度、金澤様のエッセイを読む機会が持てたこと、
とても感謝しています。
「ダウン症とは本当は何であるか?」と聞かれたとき、
確かに「知的障害があって、言葉もうまくしゃべれなくて・・・」
かなり、否定的な表現でしか伝えられなかったと思います。
それに、こうしないと「つよがってる・・・」っていう風に捉えられることもありますから。
しかし、最近になってようやく「ダウン症」のことが少しづつ理解できてきている気がします。

今回のエッセイの最後の文章にふれて、
ダウン症とは何であるか・・・がすべて集約されている気がしました。

私自身のことですが、
次男が生まれたとき、はっきり落胆したのを昨日のことのように覚えています。
絶望もしたし、周りの人たちを巻き込んでは、悩んだり苦しんだり。
泣いて暮らしたといっても、大げさではないと思います。
そして、わたしがあの時、いちばん悲しく思ったのが、
「ふつうに産んであげられなくてごめんなさい。」ということです。
それは、赤ちゃんに対してもそうだし、周りの人にも。
そして自分にも・・・だったと思います。

今年で10才になる次男との日々は
「ふつう」という言葉に縛られてきた気がします。
どうしたら「ふつう」に近づけるのか?
どうしたら「ふつう」っぽく見えるのか?
何事もうまくはできない次男へ「ふつうにしなさい」という
ひどい言葉でしかりつけたことも、何度もあったと思います。
でも、
こうして先輩の言葉に触れて、
わたしが縛られてきた「ふつう」とは、一体、彼に何の意味があるのかと思うのです。


ダウン症の大きな障害である「言葉の壁」には、
ことごとくぶつかります。
初めて彼と出会う人は、大抵この「言葉」で
彼を「ふつう」じゃないと判断します。
しかし、
翔子さんと同じように
彼もまた自分の持っている少ない言葉で
自分の気持ちをストレートに的確に伝えることができます。
それから、
数の概念に関しても、とても苦手です。
しかし、
あるべき時間は、必ず彼の中に存在していて
自分なりのルールでそれを守って生きています。

そうなんです。
きっと、わたしたちが心配するようなつらさや苦しさなんかは
彼の中にはきっとなく、
ただ毎日を楽しく自分のペースで過ごしているだけなんです。
「ふつう」じゃないから「かわいそう」
そういわれる彼らは
ちっとも「かわいそう」な人じゃないんですね。

きっと、これから先も同じスタンスで生きていくのでしょう。
そう、天使のように。。。ですね。
わたしは何もできない母ですが、
彼を見守る役をもらったわけですから、
つまずいてもつまずいても
彼を見守り続けられるよう、がんばっていかなくてはいけません。
先輩の言葉に勇気と希望をもらいながら。。。

すみません。
エッセイの感想というより、
自分の話ばかりになってしまいましたが、
「がんばれる」勇気をいただけた気がします。
うちの子にはどんな未来が待っているのか?
心配だけじゃなく、楽しみが増えた気がしています。
素敵な文章をありがとうございました。


I.T

*****************


実は、お手紙のご紹介を承知してくださったI.Tさんは、
私のブログによく遊びに来てくださる、美美りん♪さんなんです(^^)

★美美りん♪さんのブログ
「*Sweet Home*」
http://plaza.rakuten.co.jp/pikopikomama/


美美りん♪さんのブログでは、次男くんのことは時々しか
書かれておりません。
でも、とても楽しく生活されているご様子が伝わってきて、
その雰囲気だけでもとても楽しくなれます(^^)

特に、食べ物のお写真がきれいで楽しいし、
お店(多いところではスタバ、タリーズ、ミスドなど)での
おいしいもの情報は私も参考にさせていただいています!(^u^)♪

健常児を育てている方には理解できないかもしれませんが、
(失礼^^;)ダウン症児の育児はとても楽しいです!(^^*)
私のひろくんはまだあかちゃんですのでこれも当たり前だと
思いますが、美美りん♪さんのブログを見て勇気付けられるのは
多分そのところなのではないかと思っています(⌒▽⌒)b

これからひろくんを育てていく不安はもちろん私にもあります。
でも金澤泰子さまもそうなのですが、育てていらっしゃる母親や
ご家族が生き生きとしていらっしゃる様子を目の当たりに見ると、
その雰囲気だけでもとても勇気付けられますo(^-^)o

これからも美美りん♪さんの楽しいブログに期待しています!
この度は大切なお手紙をこちらでご紹介させていただき
誠にありがとうございました<(_ _*)>







最終更新日  2017年08月24日 11時05分48秒
2007年06月05日
金澤泰子様(文)・翔子さん(書)『微笑』(雑誌『星座』より転載)

前回に引き続き今回も、金澤泰子様のエッセイをご紹介
させていただきます。
かまくら春秋社発行の、『星座・歌とことば』(隔月発売)
本年3月号に泰子様がご投稿されたエッセイ『微笑』です。
(出版社には転載許可済みです)

*****************

雑誌『星座』2007年3月号連載第2回目・金澤泰子様手記「微笑」


『微笑』  書・金澤翔子

 知的障害と告げられ、悲嘆にくれていた頃、翔子が子犬を見て、
頬を染めて微笑んだ。
凄い!どのようなメカニズムの下で微笑み、幼い肌に紅がさすのか。

これはもはや人間業ではなく、神の御業(みわざ)だと感じた。
「翔子は大丈夫」と思った。
こんなにも繊細な感情が体の中で創り出されているのだから、
と希望が見えた。

又、何故この子がダウン症なのか、と神に執拗にすがり、
詰め寄っていた時期、古い本の中に「神は朝顔の咲く刻さえ
正確に設定している、ましてや人間に対しては・・・・・・」
と云う一文を見つけた。有難かった。

今、高度な機械文明や過剰な物質文化にまみれた思考範疇では、
何の見返りもなさそうな、か弱く消え入りそうな「微笑」を
取り戻さなければならない気がする。

                      (文・金澤泰子)

*****************


以上で、私が金澤泰子様からお預かりしていたエッセイの紹介を終わります。
今後も泰子様、翔子さんのご活躍にとても期待しています。


★金澤泰子さまエッセイ
『ダウン症って、本当は何?』
http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200705280000/

金澤泰子様(文)・翔子さん(書)『慈悲』
http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200706010000/






最終更新日  2009年03月08日 21時46分15秒
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