2009/11/01(日)11:07
入院記 パート1
入院記というほど大げさなものではないけど。
夜中、髄膜炎と診断が下りそのまま病棟へ移動して、腰椎穿刺して髄液検査。
髄膜炎にも、たいそうなものと軽いものがあるそうで、治療方針を決めるためにどちらかを判断するためらしい。
”神経に傷がついてどうの”とかいう結構たいそうな内容にびびり『ここでは日に一回くらいやってる検査だから心配ないよ~』って先生に諭されながら同意書にサインをし、タクマが検査している間は入院説明を受ける。
穿刺後2時間は絶対安静・・・ということで、寝返りすら打てずにグズグズ言ってるチビをなだめる。ぱぱやんは横で高いびき(--メ)
時々、ふぅっと静かになる瞬間があるタクマ。
お母さん方ならわかると思うけど、多分、状態的には陣痛のときと一緒なんだと思う。
「う~」「う~」って延々言ってるのだけど、痛みが引いた一瞬に意識を失う(寝る)っていう感じ。
1時間ほどしたところで、先生が来てくださり、
『ウイルス性の軽いほうだったよ~。1週間も安静にしてれば治るからね~、よかったね~』(←ほんとにこういうしゃべり方の人(^^;)女医さんだったんだけどね)と、検査結果の説明をしてくれた。
後から聞いた話、重いほうだとステロイドとか抗生剤とかを点滴からバンバン投与しないと駄目なんだって。
それでも、通常0~5位の炎症値のところが1200位になってる。
(T-T)・・・・・。
2時間半後・・・。看護士さんに『もう寝返りとかして大丈夫だからね』と言われたので、しばらく様子を見た後、いったん帰宅。
ちょうどラッシュの始まりくらいで、家まで30分・・・・(夜中来た時は15分ちょっとだったのに)
猛スピードで準備をし(入院グッズを揃えるのはお手のモンよ(曝))、向かいの家を訪ねる。登校前に間に合ってよかった・・・。
夜中に入院した旨、順調に行っても1週間から10日は帰ってこられいない旨を伝えてまた、病院へ戻る。
帰って、用意して、ゴミ出して、洗濯機回して、戻って1時間半。
移動の車の中で会社に電話し、学校に電話し・・・休むと言う事実だけ伝える。
ぐ、ぐったり・・・。
戻ると、しかめ面しつつも少し寝ている様子。
看護師さん曰く『検査で髄液抜いたから、少し脳圧が下がって楽になったんだと思うよ』って。
少しすると気配を感じたのか、目を開けたので吸飲みを持っていくと少し飲んだ。
点滴してるとはいえ、唇がかさかさなので、少しでも飲んでくれてよかった。
たまたま、火曜日が休みだったぱぱやん。とりあえず、近所のライフがあくまでいてもらい自分の食事やら2Lのお茶やらアクエリやらを買出し。
で、また夕方来てね~って帰って寝てもらうことにした。
タクマはともかく一日中ウンウンうなっている。
一度薬で寝てもらおう、と言う話になり軽い睡眠導入剤を点滴。
ほぼ二日、ほとんど眠れてなかっただろうタクマ、点滴し始めて1時間くらいすると眠りについた。よかった。。。。。
その間に、入院して休むとしか言ってなかった会社と学校に、詳しい説明の電話をし、ばあばに電話し、内職にしばらく止めてほしい旨を連絡。
いつも、ニコニコ、おしゃべりいっぱいのタクマ。
一言も言葉を発さず、ただただ唸るのみ。時々、口を開くのは『いたい』か『トイレ』のどちらかだけ。
様子を見て、唇が乾いてきたら吸飲みを口元へ持って行くと、欲しければ吸い付き、いらないとほんの数センチだけ首を横に向ける。
一応、離乳食みたいな食事は出てるんだけど、一口二口しか食べてはくれない。
夕べまで、いつもより量は減っていてもちゃんと『おなかすいた』って食べてくれてたのに。。。
その状態を見てると、ホント、夜が明けるのを待たずに救急で来てよかったとつくづく思う。
そして、つくづく、今朝の救急で見つけてもらえてたら、土曜日の診察のときにもっと頭イタの症状を病院が真剣に聞いてくれていたら・・・。と遡って後悔ばかり。
寝たきりでトイレの介助があるので、もしゃやんもお泊りです。