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テーマ:暮らしを楽しむ(388437)
カテゴリ:骨董ギャラリー
父から一台のカメラを譲り受けた。 ASAHI・PENTAX・SP(アサヒ・ペンタックスSP)だ。 このカメラは1964年(昭和39年)、 東京オリンピックの年に発売されたカメラで、 価格の安さと性能から当時のベストセラーになった。 父からは「月給数ヶ月分を貯めてようやく手にした」 とよく聞かされたものだ。 だから、我が家の写真は、 みんなこのカメラが記録してきたものだった。 また、死んだ母方のおじいちゃんも大のペンタ党で、 生前使っていたカメラは、 なぜかみな私のことろへやってきた。 つまり、カメラはペンタックスと DNAが言っているのである。 SPのカメラとして手に馴染むまとまりの良さ、 洗練された優しいボディーのデザインなどが気に入っている。 とくに、カメラの頭にある六角形のプリズムを表したマーク。 AOCO(Asahi Optical Co.) の頭文字がカッコよく、 万が一、復刻されたら絶対に手に入れたい・・・ などど思っていたら、 現在のデジタルカメラをベースにした アサヒペンタックス発売50周年記念 デザインスタディモデルなるものが存在するという。 やっぱりいいものは不滅なのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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