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お気楽育児のススメ

お気楽育児のススメ

育児のコツ

育児のコツ


ブルー

ふたば2私の体験談

 この時期は、楽しいっていうより、大変、つらいっていう気持ちが先に立つのでは?と思います。
睡眠不足だし、授乳はうまくいかないし、外出はできないし、ストレスが貯まる一方だと思います。
赤ちゃんはまだ無反応でほとんどコミュニケーションはとれないし、ホルモンのバランスでマタニティーブルーになるし、お母さんは落ち込みやすい時期です。
産院でも、帰って1週間後くらいが精神的に一番危ないので、何かあったらすぐ連絡するようにと言われました。
私は里帰りしたので、家事はやらずにすみましたし、たまたま夫が体調を崩して手術をして休職していたので、夫にも手伝ってもらい、それほど鬱状態になることもありませんでした。
誰でもいいから手伝ってもらうこと、これが新生時期をうまく乗り切るコツかなあと思います。

ふたば2授乳のコツ

 この時期の赤ちゃんは満腹中枢が未発達で、あげればあげるだけ飲む、と言われています。
母乳の場合は吸うのに疲れてやめますが、ほ乳瓶だといくらでも飲んだりするのであげすぎて太らせてしまうことがあります。
ですので、母乳は欲しがるだけあげていいけどミルクは3時間あけよう、ということになっています。
母乳育児は決して楽ではありません。
特に最初は、ミルクよりむしろ大変だと思います。
母乳を出すコツは、とにかく吸わせること、お母さんがリラックスすることです。
母乳、母乳とこだわってお母さんがノイローゼになってしまったら、逆に母乳は出なくなります。

 最初は母乳が出ないので混合にする人も多いかと思いますが、気を付けなくてはいけないのが乳首混乱です。
赤ちゃんは生まれたばかりで色んなことがいっぺんにできません。
おっぱいとほ乳瓶は基本的に吸い方が違うので、低月齢の赤ちゃんは両方をうまく吸い分けることができません。
おっぱいを受け付けなくなる場合と、ほ乳瓶を受け付けなくなる場合がありますが、うちはほ乳瓶でした。
母乳をまったくあげないのであれば問題ありませんが、混合であればおっぱいに近い吸い方ができるほ乳瓶の使用をおすすめします。
うちの子が使えたのは、ピジョンの母乳相談室と母乳実感だけでした。

ふたば2乳腺炎

 母乳育児をしているとおっぱいのトラブルはつきものです。
とくに悩まされる人の多いのが乳腺炎です。
乳腺炎は、乳腺では母乳がつくられているのに、出口、すなわち乳管が詰まってしまうことによって起こります。
詰まった母乳は行き場がなく、乳房の内側に貯まり、炎症を起こします。
最初は乳房の腫れだけですが、40度くらいの高熱が出て、貯まった母乳に細菌が感染し、膿瘍(膿みの塊)になって、手術で切開しなくてはならなくなることもあります。

 私も、母乳の出が悪いにもかかわらずよく詰まりました。
対策は、まず局所を冷やす。
これはあまり急激に冷やすと母乳が出なくなってしまうので、キャベツ湿布とか里芋湿布がいいそうです。
が、面倒くさがりな私はアイスノンをタオルで厚めにくるんで冷やしてました。
それから、漢方薬の葛根湯を飲む。
ゴボウの種を煎じて飲む、というのもいいと聞きますが、試してないのでこれはわかりません。
荒療治ですが、詰まった栓が見えている場合、針を消毒してつついて出す、というのが一番効きました。
あまり万人向けではないのでおすすめはしませんが、私はいつもこれで直してました。
助産院に行くと、乳管開通マッサージをしてくれます。
膿がたまるともう手術しかないので、早めに行きましょう。
病院では、細菌感染予防のために抗生剤の飲み薬を出されることが多いようです。
でも、これはあくまで予防なので、詰まったところは治りません。

 

 赤ちゃんとの授乳のタイミングが合ってくると、乳腺炎にはなりにくくなりますが、それでも繰り返すこともあります。
予防のためには、脂っこい食べ物をなるべく控えること、色々な抱き方で授乳して飲み残しのないようにすること、なるべく頻回に授乳すること、です。
これは私の経験からですが、どうもお風呂に入って汗をかいて脱水気味になると母乳が濃くなって詰まりやすい気がしました。
なるべく水分はこまめにとって、脱水にならないように気を付けましょう。

ふたば2沐浴のコツ

 最初は首の座っていない赤ちゃんを沐浴させるのが大仕事です。
産院でやり方は教えてくれますが、見るのとやるのは大違い。
私は流しにはめこめるタイプのベビーバスを使っていましたが、これは便利でした。
床に置いて使うと、腰が痛くなるし、赤ちゃんを支えるのが大変です。
あと、あって良かったのが、バスネットです。
これはハンモックのようにベビーバスにつるして使うのですが、赤ちゃんが沈まないので一人で楽に沐浴ができます。
買っていらなかったのが沐浴剤と沐浴布。
生後1カ月は母体のホルモンが残っていて、皮脂の分泌がさかんです。
脂漏性湿疹になりやすく、石けんで洗った方が良いので、沐浴剤は結局意味がなかったです。
産院では顔はガーゼで拭くだけでよいと言われましたが、湿疹がひどくなり、石けんで洗うようにしたら良くなりました。
沐浴布はガーゼハンカチで十分代用できます。

ふたば2マタニティーブルーをのりきるコツ

 これはもう、よく寝てよく食べて、できる限りやらなくてすむことはやらないしかないです。
誰かにお手伝いに来てもらうこと、もしくは里帰りすること、どうしても無理なら家政婦さんに来てもらうことも考えた方がいいかもしれません。
お友達がお祝いをくれるというなら、お祝いのかわりに何日か手伝いに来て、と頼んでみてもいいかもしれません。
とにかくこの時期は借りられる力はすべて借りましょう。

 それと、なるべく横になっていた方がいいと言われますが、たまには誰かに赤ちゃんを見ていてもらって、一人で外に出てみましょう。
ちょっと買い物に行くのでもいいし、美容院に行くのもいいかもしれません。
赤ちゃんに対して罪悪感を感じるのなら、オムツを買いに出てみるだけでもいいと思います。
赤ちゃんからちょっと離れて、一人になる時間も必要だと思います。
どうしても無理なら、赤ちゃんが寝ている間に、友達に電話をしたり、雑誌を眺めたり、おいしいお茶とお菓子でくつろいだりしましょう。
ちょっと空いた時間を使って上手に気分転換をはかりましょう。



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