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雨の多いスタンプタウンでの、楽しみの一つと言えば読書。実はこの町、一人当たりの図書館利用率が全米でも高いとか。スタンプタウンの住人は、この事実を知ると、インテリが多いのよねーなんて思い込むらしいけれど、単に雨が多く、他に無料で楽しめる場所は図書館くらいしかないんだってばさー。 言っておくけれど,その雨も半端じゃないわよ、1年のうちの8ヶ月は、ほとんど毎日雨が降る。そう、いつでもウキウキ?雨期雨期?ってわけ。(さぶー) ちなみに、スタンプタウンでは、有り難い事に日本の本が手に入る。は?と思われるかもしれないが、これは海外に住んでいる者にとっては、大変貴重である。安く手に入る英語の本を読めば、と言う話もあるけれど、ただでさえ英語漬けの毎日、息抜きするには、やはり日本語の本に限る。 その、唯一の楽しみになっている読書も、新刊を買うには抵抗がある。日本の本は、 当然、輸入品になるので、ただの文庫本(日本円で$600くらい)が$10などと、ふざけた値段になる。 だから、普段は古本で我慢。数は少ないし、ジャンルもあまり選べないけれど、それなりに楽しめる。私の行きつけの、有名な本屋は、3F建ての大きな本店を持ち、支店も10店ほどある。日本語のセクションは小さいけれど、数が少ない割には、かなり怪しい本も混ざっている。 例えば、数年前の“国家公務員試験の参考書”がある。(誰が売ったのか?誰が買うのか?)たぶん、本を買い取る店員がアメリカ人だから、日本語が分からず、思わず買い取ってしまったのだろう。その証拠に、“ノストラダムスの大予言”1999年世界は滅びる“(滅びねー!)しかも、この本は3冊もある。 他にも、10年前の郵便番号簿。(本じゃねー!)20年前の姓名判断。(いらね−!)細木和子の大殺界平成10年版。(使えねー!)デビュー当時のTOKIOの写真集。(若いねー!)それに、うさん臭い宗教関係の本も多くある。(怖いねー!)一体、誰が買うんじゃい! なぜか、芸能人のエッセイ本も多いのに驚く。先週までは棚にあった、かなり昔に流行った、郷ひろみの“ダディ”。3冊もあったのに、すでに誰かに買われている。広末涼子の本は売れずに残っていたけれど。 つづく
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最終更新日
2008.02.02 09:29:15
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