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耳(ミミ)とチャッピの布団

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マミヤC3二眼レフカメラ

学生のころ写真に凝った時期があって、アルバイト代を貯めて買った初めてのカメラが「マミヤC3」です。
正式な名称は「マミヤC3プロフェッショナル」といいます。
形式は昔なつかしい「二眼レフ」です。
二眼レフというのは、カメラ本体にレンズが上下に2個ついていて、上のレンズでピントをあわせ、下のレンズで撮影する仕組みになっています。
だからレンズ交換しようにも、上下二つのレンズをセットで交換しなければならず、一眼レフのように簡単にはいきません。
この「マミヤC3」が発売当時、世界唯一のレンズ交換可能な二眼レフカメラでした。
ブローニーフイルムを使う中型カメラで2Kgぐらいの重さがありましたから、撮影と云っても基本的には三脚を使うことが多かったと思います。
でもこのカメラ...買ったときはもう旧型だったのです。
既に「マミヤC330」という新しいタイプが出ていたのですが、ぜんぜん予算不足で近所のカメラ屋さんで中古のC3を購入したのです。
その当時、持っていて自慢だったのが「セコニックスタジオデラックス」という露光計です。
露光計の上部にプラスチックでできた半球状の「光球」と呼ばれるものがあって、ここのところが見かけカッコいいんです。
何よりのご自慢が「映画の撮影でも使用しているプロ御用達!」という点。
なんだか持っているだけで、自分の腕があがったみたいな気分になれることと、他の写真撮影にこられている方の視線が気になるみたいで...アホウですよね~
何を撮影していたかと云うと主に「お地蔵さん」。
どんな写真をとりたいという明確な目標なしに写真始めたので(でも持っている機材からスナップはとりたくない!みたいな)あたかも使用目的もなく時流だからとPCは買ったものの...オッサン状態でした。
それで撮った写真、仲間に見せたところクチャクチャに酷評されたの覚えています。
どんなことでも先ず目的ありしが基本でした。


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