2981988 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

耳(ミミ)とチャッピの布団

「π(パイ)」「イレーザー ヘッド」

1.π(パイ):アロノフスキー
2.怪人カリガリ博士(怪人カリガリ博士と眠り男チェザーレ):グリニス・ジョンズ
3.イレーザー ヘッド:デヴィッド・リンチ
4.ストーカー(ロシア映画):タルコフスキー
5.アンダルシアの犬:ルイス・ブニュエル

どの作品もエンターテイメントとは無縁。簡単に云うときわめて難解(私が頭悪いせいで)です。
作品の内容は他のサイトで解説されていますし、DVDも発売されていますのでそちらをどうぞ。
2~3本立て続けに見たら確実に脳みそ熔けます。
「怪人カリガリ博士」と「ストーカー」以外は映像も気色悪いです。
特に「アンダルシアの犬」はサルヴァドール・ダリとルイス・ブニュエル2人のイメージを映像化したもので、らくだの死体がでてきたり、有名な女性の目を切るシーンなど半端ぢゃありません。
見方によっては「怪人カリガリ博士」と「ストーカー」も気色悪いです。
デヴィッド・リンチ作品では若い頃「エレファントマン」を見たのですが、その時はそんなに強烈な印象ありませんでした。
でもイレーザー ヘッドは要するに「悪夢」の映像化。でも人間の頭を機械にかけて鉛筆のテッペンの消しゴムにするなんて、それがイレーザー ヘッドとはイケテます。
ロシア映画の「ストーカー」は「惑星ソラリス(最近のリメイク版ではありません)」の監督が作ったSF作品。
でも、これSFですかねぇ。
私はこの作品をDVDで3回見て、3回とも何度か居眠りしてしまいました。
やたら会話だらけで「詩」の引用なんかがでてきたり、よくよく考えたらなんで3回も見たのか自分でも判りません。
「怪人カリガリ博士」はこれらのグループとは毛色が違って一般には表現主義の傑作と云われ、上映当時は谷崎順一郎や佐藤春夫も賞賛しています。
単純に云うと精神病者の目から見た世界での事件もの。
なんとなく「ドグラマグラ」の世界とあい通じるものがあります。
ところが、同名の映画でホラーものもありました。こちらは随分若い頃テレビで放映されていたのを見ただけですので記憶も定かでありませんが...
山中で自動車が故障して助けを求めに訪ねた屋敷(カリガリ博士が屋敷の主)で奇異な恐怖体験をする美貌の女性。が、実は狂人のお婆さんで自分の妄想が映像になっていたというストーリー。
どちらも下地は狂人の目からみた世界です。そしてどちらもカリガリ博士は精神病院の医者でした。
最近の映画では「未来世紀ブラジル:テリー・ギリアム」。
これ未来社会を描いてるわりに、出てくる情景がレトロムードいっぱいです。最後まで見るとせつなくなる作品でした。
もう1本お勧めで「カフカ迷宮の悪夢」。タイトルでどんな感じの映画か想像つくでしょう。


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.