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耳(ミミ)とチャッピの布団

カンパニー・マンとペイチェック

「カンパニー・マン」「ペイチェック」どちらも記憶をキーワードにした作品です。
どちらも有名な映画なので、これまたストーリーの解説もどきは少なめに...
カンパニー・マンは、あの「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督が2001年に発表しました。
そう云えば「CUBE2」もありましたが、こっちはCGがだいぶ入ってて「CUBE」のアナログ手作りみたいな良さが減っていましたョ。
主人公が産業スパイになって命令を遂行しようとするのですが、命令の裏に企業の別の目的があって、それを詮索する内に本当の自分は誰なのか、なぜ産業スパイになったのか埋もれた記憶がよみがえる物語です。
今人気のルーシー・リューが共演していて、彼女の出演したどの映画よりも魅力的です(ゼッタイ)!
でも映画の本当の良さは、映し出される「風景」が秀逸なこと。
SFなんですが、建物なんかは普通のビルをアングルなど工夫したうまい撮影で未来世界を表現しています。
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の作り方に対するセンスの良さが画面いっぱいに広がります。
とにかくスマートな映画です。ストーリー自体も良くできていますが、ただ「見る」という行為だけで腹いっぱいの「得した感」を与えてくれる映画です。

「ペイチェック」は、お馴染みジョン・ウー監督が2003年に発表した作品。
こっちはもっと軽い感じで楽しめる映画です。
競争企業の製品をリバースエンジニアリングで解析。より高度技術の開発をして報酬を得る代償に開発中の記憶を消す主人公。
あるデッカイ開発に契約して3年間の記憶を消されたが、3年後に気がついてから次々と事件にまきこまれていく。
3年間の間に何かあったらしいが記憶がない。それで自分が自分に送りつけた(当然送ったことさえ記憶がない)品々をキーに記憶の断片を繋いでいくと、とんでもない陰謀が発覚→それを主人公が阻止するという物語。
この映画の見所は、SFなのに古典的な探偵・推理物の手法を使って物語りを展開しているとこ...と解説されています。
監督のジョン・ウー自身もかなり古典的な映画手法を意識して作ったと述べていますし。

「カンパニー・マン」「ペイチェック」ともSFでありながら、ギラギラしたCGのオンパレードではなく、しっかり腰の据わったストーリーに裏打ちされた見ごたえのある作品。おススメです。

記憶系ではもう1本。
こっちはかなり重いです「マルホランド・ドライブ」。なんせデイヴィッド・リンチ監腎ですから。
交通事故で記憶を失った女性(ローラ・エレナ・ハリング)が忍び込んだ家で出会った女の子(ナオミ・ワッツ)の助けを借りて記憶を取り戻そうとするが...
正直云って私はこの作品の意味いまだに判りません。
第一最初主人公だと思って観ていたローラ・エレナ・ハリングが本当に主人公なんか、途中からナオミ・ワッツが演じてる女の子の話みたいになって...
解説ではラヴ・ストーリーと云ってますが、そんな風にも感じません。
興味のある方は最低3回見る覚悟で臨んでください。
私も久々に再挑戦してみるつもりです。


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