2016/06/26(日)04:52
日本刀の抜き方と納め方
きのうは日本刀を差すまでをご紹介したので、きょうは抜き方。
って、普通の人には縁ないお話しですが。
そうそう、きのうiPadをソフトバンクから完全にWi-Fi だけにしたので、ソフトバンクに解約に行ってきました。
そしたらソフトバンクのお隣のY!mobile のスマホがめっちゃ安くって、これだったら使ってるガラケーにちょっとプラスするだけでスマホに替えられるやん!
幸いソフトバンクに支払うiPadの使用料が無くなるので、この際とスマホに替えました(どんだけ時代について行ってないんや!)
替えるのはいいけれど、ガラケーもソフトバンクだったので、こっちをキャンセルしたり、電話番号移行手続きやら、なんと4時間半もかかってしまった。
終わったらグッタリ。
持って帰ったスマホは充電器を差したまま放置です(笑)
さて日本刀を抜くには、右手で柄を上から握り、左手は逆に鯉口(こいくち)の少し下を下から握ります。
そしてまず鯉口を切ります。
鯉口を切るとは少しだけ刀を鞘から抜くことを言い、柄を握った右手を少し力を入れて後方に引くことです。
鯉口を切ったら、刀をこのままの状態で少し持ち上げて水平にし、右手を後方に引きながら鞘を持つ左手を少し前に押し出すようにして、真っ直ぐ一気に抜きます。
途中で抜くのを止めたりしてはいけません。
力を抜いて行えば、刀の重みで自然と刀の棟が鞘の棟側内部を滑るようにして抜けます。
また刀を抜く時、刀を鞘の中で左右にカタカタと動かしてはいけません。
刀身が鞘内部を削ってしまうことになります。
そうなると、鞘内部のとげとげが刀を抜いたり納めたりする際に刀身に当たり、ヒケという細長い傷を付けてしまうことになります。
刀を鞘に納めるには、抜く時と同じ体勢で行います。
まず右手で刃を上にして刀を持ち、左手で鞘の鯉口の少し下を下から握ります。
この時鞘のお尻は向こう側に向いています。
鞘のお尻を畳に付けたまま、左手を少し持ち上げて鯉口を少し上に上げます。
刀の切先を鯉口に乗せます。
切先が鯉口に乗ったら、鞘を持っている左手首を少し持ち上げて鞘尻を畳から浮かせて水平にします。
そうすると切先が鞘の中に入りますので、後は右手の力を抜いて棟を鞘の内側を滑らすようにゆっくりと納めていきます。
はばきが半分くらい納まったらいったん止め、ゆっくりと最後まで納めます。
鯉口を締める際にパチンと音を立てたりせず、ゆっくりと締めます。
ちなみに刀を抜く場合も、納める場合も、基本的に立って行い、坐したまま行う事はありません。
帯刀、脱刀時には、腰に視線を送らず、前を向いたまま手探りで行います。
隙を作らないためです。
刀を腰に差したような状態にして刀を抜いたり納めたりしようとする人がいますが、これは絶対にしてはいけません。
素人が腰の刀を抜いたり納めたりすると、必ず鞘の内部を削ってしまったり、ヘタをすると刃が鞘内部に食い込んでしまったりします。
時代劇の真似をして納刀しようとしたりすると指を切る恐れがあります。
武士は子供のうちから小さな刀を腰に差していましたが、刀は大変重く腰骨にとても負担がかかります。
それを2本も差して歩くので腰骨の上にタコができ、刀の重量のため左肩が上がった姿勢になるのですな。
それで遠くから見てもその姿で武士だとわかったそうです。
中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-」
整備工事で閉鎖になった大阪の中之島公園。そこに暮らしてた約70匹の子供たち。
心あるボランティアのご尽力で「猫の部屋」と呼ばれる仮住まいを得ることができました。
すこしずつ里親さまも決まってきてますが、まだまだ多くの子供たちが良いご縁を心待ちにしています。
なを「中之島公園の猫たち」では恐縮ですが現金によるご支援は一切お断りしております。
「公園ねこ適正管理推進サポーター制度」が実施されています。
そちらのリンクもありますので、大阪市在住の方はぜひ見てください。