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耳(ミミ)とチャッピの布団

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Nov 21, 2018
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私らこどものころはプロレスの悪役と云ったら、「外国人」と相場が決まっていました。
古くは力道山のころからずっとです。


まだ三菱電機一社でスポンサーやってたころ、試合前の贈呈された花束で、いきなり殴りかかる外国人レスラー。
リングに散った花の残骸を三菱の掃除機できれいに吸い清めるってのがいつものパターン。
そして試合になったら、反則の限りをつくす外国人レスラーに耐えて耐えて、それでも耐えきれなくなってついに堪忍袋の緒が切れる力道山。
空手チョップ一閃でみごとに仕留めると云うもの。
ど~せ最後に怒るなら、最初からそうしておけばいいものを(笑)
このパターンはジャイアント馬場やアントニオ猪木の時代になっても一緒でした。
唯一、日本人レスラーでヒールの役割してたのは、アメリカで活躍してたグレート東郷ぐらい。

そんな東郷もたまに日本に帰ると、かえって頼もしい助っ人でした。
ようするに、日本もアメリカも同じパターンだったのですね。
かたや日本を占領してたアメリカ、鬼畜米英を討て!かたやパールハーバに見る卑怯な日本人を討て!
おきまりのパターンに視聴者は拍手喝采してたワケです。




もっとも、今日の日本では、外国人レスラーに悪役がわりふられることはあまりない。
と、云うか、この善悪と云う図式自体が飽きられだしていると云っていい。
そんな時代に、善悪の対決を売り物にしたプロレス団体がありました。
ザ・グレート・サスケが岩手県盛岡市に設立した「みちのくプロレス」です。

一時期、宮城県仙台市に移転しましたが、また岩手県滝沢市に戻ってます。
どっちにしても、メインの試合場は東北の域を超えてません。


このみちのくプロレスのユニークなところは大阪人を悪役に仕立てたことです。
もっとも、みちのくプロレスのような小団体では外国人の悪役レスラーをまねく経費が捻出できなかったのが本音ですが。

どっちにしても大阪人を悪役に仕立てたのは今までにない発想ですね。
大阪人の私が云うのもなんですが、大阪人と云うと下品でどの土地に行ってもおかまいなしに大声で大阪弁を喋る
これでは中国人観光客と変わりない(笑)
プロレスの嫌われ役としては、ピッタシですね。
みちのくプロレスと大阪のレスラーの抗争は2006年、みちのくプロレスの新崎対 大阪プロレスのデルフィン戦が行われたのがきっかけです。
この試合での大阪側はレフリーとみごとな連携プレーで勝ちをとってます。

この試合を裁くテッド・タナベレフェリーのフォールカウント、新崎に対しては普通なのに、デルフィンに対しては明らかにスピードが遅い。
新崎の必殺ワザも反則カウント。
さらには新崎がコーナーに上ると、それを遮るように反則カウントをとる。

新崎はデルフィンのワザを無理矢理切り返し投げ飛ばすと、それに巻き込まれたレフェリーがダウン。
新崎はそのまま必殺ワザでデルフィンをのして、カウント要求するもレフリーはのびててカウントできない。

さらばと新崎が別のワザを繰り出しますが、途中で崩れて、ふたり同時にノックダウン状態に。
結局、フォールカウント2で肩を上げたデルフィンの勝利となった試合です。

偏ったレフェリングに不満を持つ観客から非難の声や、ブーイングが飛び交う中、デルフィンは「勝ちは勝ちや!次はみちのくプロレスのシングルのベルトに挑戦する!」と。
これがきっかけで、みちのくプロレス対、大阪のレスラーと云う構図が出来上がりました。
この試合に登場した大阪人レスラー、スペル・デルフィンは、大阪府和泉市議会議員でもあり、タレントの早坂好恵の夫でもあるレスラーです。
このデルフィンともうひとり、愚乱・浪花(ぐらん・なにわ)と云うのが、みちのくプロレスにケンカ売ってたのですね。

愚乱・浪花はもっとスゴイですよ~
なにしろ登場するときのテーマソングが、あの「と~れとれピ~チピチかに料理」のかに道楽ですからね。
ちなみに、この曲の作曲者は関西では知らない人はいない、浪速のモーツァルト キダ・タローです。
しかも、ご丁寧に阪神タイガースのハッピをはおったりもします。
もっとも愚乱・浪花、実は栃木県下都賀郡野木町の出身です。
関西とはなんら縁がない。
それでも、大阪を軸にアピールすると、みごとにヒール役がピッタシになるのですね。

結局、王者サスケ対挑戦者デルフィンによる東北ジュニアヘビー級選手権試合が行われて、波乱ありながらもサスケは見事勝利を飾り、サスケとデルフィンは握手を交わしてシャンシャン。
典型的な古典的プロレス・パターンで幕を閉じたワケです。





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Last updated  Nov 21, 2018 08:21:52 AM
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