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テーマ:猫のいる生活(135980)
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福岡からいちばん近いヨーロッパって、どこかご存じですか?
意外なことにフィンランドの首都、ヘルシンキなんです! 所要時間9時間。 東南アジアで7時間くらいだから、もうちょっとガンバレば着くってことです。 そのヘルシンキからフェリーで南に90km 、約2時間ゆられればエストニアの首都タリンに着きます。 エストニア!? ほとんどの日本の方は馴染みがない国ですね。 実はエストニアって、IT産業がとても盛んな国。 日本なんて目ぢゃないんですよ。 なんせ、あのSkype(スカイプ)を産んだ国ですからね。 なんせ、NATOのサイバーテロ防衛機関の本部がある国ですからね。 その背景にはソ連解体後、ロシア以外の地域からは多くのロシア人がロシアに戻ったのですが、エストニアとラトビア、リトアニアのバルト三国は生活レベルが高く安定しているため、多くのロシア人が残ったためです。 ところがエストニアがロシアからどんどん離れてゆき、EUに接近したため、ロシアはエストニアに対して電力供給カットや交通制限、通商制限などの物理的、そして様々な外交的嫌がらせをする一方、ロシアが望むエストニア経由のパイプライン敷設をエストニアは受け入れなかったなどロシアとの関係がとても悪化したのですね。 そしてロシアの報復としてロシアから、世界初の大規模な「サイバー攻撃」が行われ、国全体で通常時の数百倍のトラフィックが発生、エストニアのネット機能が麻痺した経緯があるのです。 その翌年には、NATOサイバーテロ防衛機関であるNATOサイバー防衛協力センターが首都のタリンに創設されたと云うワケです。 それでソ連とナチス・ドイツによる占領と抑圧を受けた経緯から、それぞれの象徴であった「鎌と槌」と「鉤十字」の使用と掲揚が法律で禁止されているのです。 エストニアは現在、外国のIT企業の進出も多くソフトウエア開発が盛んです。 早期のIT教育や国際学力調査で欧州の上位国としても知られる国になりました。 なにより進んでいるのが、ITを行政に活用する「電子政府」を構築していることです。 電子政府とは、コンピュータネットワークやデータベース技術を利用した政府を意味します。 そのような技術の利用によって行政の効率化やより一層の民意の反映、説明責任の実行などに活用しているのです。 また国外の外国人にもインターネット経由で行政サービスを提供する「電子居住権」制度に1万5,000人以上が登録しています。 この制度は投資を呼び込むとともに、エストニアに好意的な人を世界で増やして、ロシアに対する抑止力を高める狙いもあるのです。 そんなエストニアなので、世界で初めて議会選挙でインターネットを利用した電子投票を行いました。 議会への出席時にノートパソコンなどの電子端末持ち込みが自由で、かつ、インターネットでの議会出席も許可されているため、議論への参加や投票の時以外は、議員が議会へ直接実際に出向く必要ありません。 政府が発行する個人IDカードは15歳以上のエストニア国民のほとんどが持っており、行政サービスのほとんどが個人端末から済ませることが可能なんです。 また、このIDカードは運転免許証や、ショッピングの際のポイントカードとしても機能しています。 これにより、役所などでは人員や紙などのコストが1/4、窓口の人員は1/10ほどに減らすことが可能になったのです。 また報道の自由度ランキングでも上位国にあります。 首都タリンの一等地にある5つ星ホテル「スイソテル」のレジデンス、2部屋で月9万円ほど。 日本で云えば銀座や六本木にあたる場所で、しかも5つ星ホテルです。 また習慣も非常に柔軟なんですね。 例えば結婚に際しても、日本のように夫の姓にすることも、はたまた奥さんの姓にすることも可能ですし、夫婦別姓もOK。 あるいは夫の姓の後ろに奥さんの姓を後置する複合姓もなんでもアリなんです。 しかし、エストニアの最大の魅力は日本では北海道ぐらいしか考えられない豊かな自然につきます。 宗教もどっかの国みたいにガチガチぢゃなくて、どっちか云うと日本人的にテキトー。 住むには、こんな国の方が住みやすいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ヨーロッパの国々のこともあまり知りませんが、ソ連崩壊後にできた国は全くといっていいほど分かりません。
IT王国なんですね。 でもパパゴリラ!、そのITにとっても弱いです。 そうそう、楽天ブログを書いた後に、FaceBookにシェアして載せていたのですが、反応しなくなってしまいました。 どうしたらいいのでしょう? (May 26, 2019 06:31:20 AM)
おはようございます
それこそ 知る人ぞ知る という国ですね あたしは知りませんでした (May 26, 2019 06:42:35 AM)
先月か先々月、テレビで一人旅の番組があり
その時にエストニアを訪れていました。 古い町並みも素敵で途中で把瑠都さんが登場し 美味しいお店を案内してくれてました。 把瑠都さんは現在は民宿?ホテルを 経営されていらっしゃるそうです。 ソ連の前はナチスドイツに占領されていたとは 辛い歴史があったのですね。 (May 26, 2019 07:27:35 AM)
回答ありがとうございます。
シェアボタンは表示されているのですが、押しても反応しません。 楽天の管理ページにフェイスブックへの連携のページはありません。 フェイスブックの方の問題のようですが、どうしたものか? (May 26, 2019 01:05:29 PM)
度々、ありがとうございます。
楽天ブログとフェイスブックの連携は2018年7月に終了しているんですよね。 ですから、フェイスブックにコピーを張り付けてシェアして載せていたのですが、それが出来なくなってしまいました。 フェイスブックの管理画面もよく分からないし、結局今のところフェイスブックに記事が貼り付けられない状態です。 なんだかなぁ~! 御厄介おかけしました。 出来ないものは、仕方ないです。 (May 26, 2019 02:41:34 PM)
そこそこ都会で、そこそこ自然がある地域があるのがいいなと思っていましたが、エストニアって国は、そんな感じですね。
名前だけは、聞いた事がありますが、どこにあるのかは、地図を見ても、はっきりしないでしょう。 バルト3国なのですね。〇〇ニア。聞いた事はありますね。 (May 26, 2019 09:03:01 PM) |