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テーマ:猫のいる生活(135994)
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私は海外旅行するとき、決まってなるべく日本人観光客の少ないホテルを予約します。
この間のホーチミン旅行みたいに、ヨメ同伴だと云うことを聞いてもらえないので、日本人観光客も多いシェラトンにしましたが、私ひとりだったら先ずチョイスしないホテルですね。 だいたい欧米人が多いですけどね。 現地の人ともよく話ますね。 日本人と話すことは先ずありません。 日本人を避ける理由は、ご飯の食べ方が汚かったり、ホテルの使い方を知らない人が居るからですが、それ以上の理由があります。 日本人の多くの海外旅行者は、海外に行くとど~云うワケか日本人恋しになるからです。 やれ、どこそこのお土産物屋は安いとか、どこそこのレストランは美味しいからぜひ訪れるべきだとか、面倒くさいのですよね。 私はお土産を買わない人なので、土産物屋の情報なんていらないし、日本人観光客の云う美味しいレストランは、とどのつまり日本人観光客で埋め尽くされてるレストラン。 味の好みなんて、人それぞれなんだから放っておいてほしいのに、頼みもしないのにこんなこと喋ってくる輩が多い。 だいたい、もしこの人が、日本の温泉地に行って、見知らぬ人に「どこそこの食堂は美味しいからぜひに」なんて云いますかぁ? 同じ温泉に浸かってても、知らない人と口もきかないでしょう。 ただ、海外に出た途端、おせっかいになりがち。 そんな情報は、他の欲しい人に云えばいい。 だいたい東南アジアのホテルだと、朝食のときがキケンです。 たいてい日本人はテーブルを隣り合ってアサインされることが多い。 で、隣の日本人オバサンなんかが話しかけてくるワケです。 テーブルには食べきれない料理を山盛りにして。 「どちらから?」 「日本からです」 「ぢゃなくて、どちらの県から?」 てな具合から始まって、こちらが静かな朝食時間を楽しもうとしてるのに、マイ・ペースで話しかけてくる。 先般のホーチミン旅行でもいました、この手のオバサンふたり組が。 関空から発つとき、やたら後ろの席ではしゃいでるオバサンが居るなぁと思ってたら、同じホテルに泊まっていたのです。 それで第1回目の朝食のとき、ご丁寧にウェートレスが私ら夫婦の隣に、件のオバサンをアサインしました。 そしたら、食事をとる前に「飛行機で一緒でしたね」きたかぁ~ ヨメもこの手の人はニガテなので、ふたりして生返事。 そしたら、オバサン気づいたのか、それ以上話しかけてこなくなりました。 その代り、私たちと逆のテーブルの日本人カップルと話しだした(笑) 私ひとりだと、必殺のアイテムを使います。 朝食のレストラン前には新聞を置いてることが多いので、ワザと英字新聞をチョイスするのです。 これを広げてたら、先ず間違いなく日本人観光客は誰も話しかけてきません(笑) ぢゃあナゼ、欧米人とは話するのかと云うと、私の海外に出かける目的は観光と云うより、その街の雰囲気を楽しみたいだけ。 それが欧米人だと、団体でない限り私の目的と共通してるのです。 それに親しくなると、おもいっきしフランク。 欧米人は自分の利害にかかわらなければ、とても親切です。 そいで、とりとめもない話をしてる時間がとても楽しい。 話のきっかけは、向うから話してくることもあれば、こっちが微笑みかけて話しの糸口をつけることも。 とにかく、おもいっきし笑顔をつくることです。 とても日本では考えられないくらいの笑顔で丁度いいくらいです。 彼らとのお話しはだいたい、ここのお酒は美味しいねぇとか、なかなかいい雰囲気のお店ぢゃないですかとか、現在進行形でとりとめないことが多い。 けして、自分の知識をひけらかすような情報はお互いに話さない。 まぁ、どこの国から?ぐらいは最初に聞きますけどね。 去年、息子とバンコクに行ったとき、フローティングマーケット(水上マーケット)のツアー予約をしました。 私は興味ないのですが、息子は初めてのタイ旅行なので、これくらいは行っておかないと。 でも、日本の旅行社は利用しませんよ。 あんな日本人の団体と一緒の行動なんて御免こうむります。 現地のツアーデスクで頼みましたら、案の定、日本人客は私たちだけです。 で、向うについてから、オプションの船をチャーターするのに、人数ではなく、船一艘なんですね。 つまり、1人で乗っても、4人で乗っても同じ料金。 そしたら、インド人のオバサンふたりが途方にくれてます。 他の国のツアー客と交渉しても、みんなに断られていたのです。 私も息子も人種にこだわりなんてないから、ぢゃ一緒に船を借りましょうと云うことに。 船から降りたら、オバサンたち喜んでくれましたね。 アイスクリームをご馳走するからと、売店まで連れて行ってくれました。 こう云う旅が好きなんですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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