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テーマ:猫のいる生活(135990)
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スーパーやコンビニなどで配られるレジ袋を有料化して、プラごみをなくそうと云う法案が上程されるらしいと云うニュースがありましたが、導入の時期は「できるだけ早く」って、日本の行政のアクションってなんでこうも遅いのでしょう。
危険運転致死傷罪だって、大勢の犠牲者を出して、それでもなお何年もかかってやっと制定。 かと云って、ユニクロみたいに脱プラ袋宣言して、紙袋にかえたところで、もともとレジ袋がプラごみに占める割合は多くないのですから、むしろ紙を作るエネルギーの消費量から云ったらプラ袋より多いのでどっちもどっち。 だから買い物する人は「マイバッグ」を持参するよう、レジ袋の値段を高くすればいいのですよ。 それより道路や公園に捨てられるペットボトルや空き缶、タバコの吸い殻対策を抜本的にやらなきゃ。 打つ手なんて厳罰以外ありません。 とんでもない罰金を科すしか、常識ない輩を制するのは。 そんな、他の罰則とのバランスが...なんて云ってるから、法案が骨抜きになってしまうのです。 チャリや電動車イスの違法走行、スマホのながら運転、ペットの遺棄の問題、みんな法令を作ってハイお終いだからダメなんですね。 守らないとど~にもならない法令ぢゃないと制定したイミがない。と、云うことは制定してないのと同じこと。 なんせ議員と云うのは票に結びつかなきゃなんにもしませんからねぇ。 東南アジアはどこでもプラゴミ遺棄大国です。 なんせ昔はなんでも川に捨ててた国ばかりですからね。 昔のゴミは自然物ばっかりだったから、川に捨てても、そのうち腐敗して無くなってしまうけど、プラだからど~にもならない。 プラスチックが分解されるまで、実に1000年の年月がかかるそうです。 プラゴミ遺棄大国のひとつタイのチェンマイにある「リンピングスーパーマーケット」では、今まで他店と同様、プラを商品の包装に使ってたのですが、その方針を止めてバナナの葉を包装材に使うようにしてるそうです。 タイですから、昔はこれが普通だったのかも知れませんね。 ベトナムのホーチミンにあるスーパー「ロッテ・マーケット」でも同じ試みがされてるらしい。 チェンマイのスーパーのニュースに触発されたのです。 「フィリピンにある全ての学校を卒業する学生たちは、卒業記念として少なくとも1人10本の植樹をすること」 ドゥテルテ大統領はフィリピンの新たな伝統として築き上げることを狙っているようです。 フィリピンの義務教育課程は幼稚園が1年、小学校が6年、高校が6年の13年です。 毎年、1,200万人を超える学生が小学校を、約500万人が高校を、そして約50万人の大学生が卒業していきます。 この数字でいけば、毎年少なくとも1億7,500万本の新しい木がフィリピンに植えられることになります。 順調に進めば、一世代の間に5,250億本もの植樹が可能となるワケです。 植樹の優先地域は、森林地帯やマングローブ、保護地域や先祖代々の領土、市民及び軍の保留地、都市部、未活動で放棄された鉱山地などが挙げられています。 政府の各機関は、苗床の開設や生産と用地の準備、監視と評価、そして技術支援と普及サービスを担当するだけでなく、安全性や防火設備、交通手段、医療施設等の提供も義務付けられているそうです。 この新法は、環境への直接的なプラス効果になることに加えて、植樹に携わった若者たちが世代を超えて環境を配慮するようになり、長期にわたって更に広範囲で環境活動を広げてくれるようになることが狙いです。 スイスのチューリッヒ工科大学の生態学者クロウサー博士とそのチームが発表した論文によると、「1兆2,000億本の木を植えることで、人間が排出する二酸化炭素を10年分吸収してくれる」そうです。 世界中の120万ヵ所におよぶ地域から、森林目録データと衛星画像を組み合わせて調査を行ったチームは、現在の地球上には3兆本の木があると見積もっています。 またチームは、都市や農地を含まない何百万エーカーもの放置されたスペースがあることも発見しました。 1エーカーはサッカーグラウンド1つ分に相当します。 国連では、既に「10億本植樹キャンペーン」を行っていましたが、クロウサー博士の発表を受け「1兆本植樹キャンペーン」に変更。 これまで世界中に140億本近くの植樹に成功しています。 オーストラリアは、パリ協定の目標を達成するため、2050年までに更に10億本の木を植える計画を発表しています。 ただ日本の場合は山間部の高齢化に伴う、木の養生の問題があるので、そっちの対策も必要ですね。 最後にご紹介するのは愉快ですよ~ カナダのバンクーバーにあるスーパー「イーストウエストマーケット」は、グルメ商品や地元産の商品を専門とする、チェーンではない独立した食料品店です。 多くのお客さんは再利用可能なエコバッグを持参するのですが、中には忘れてきてしまう人もいます。 その場合、レジ袋を1枚につき5セント(約4円)で販売しているのですが、金額が安いこともあり、レジ袋を購入することを何とも思っていない人もいるワケです。 そこで、スーパー側は、エコバッグを忘れて買い物に来る顧客を減らすため、誰かに見られたら恥ずかしい思いをする文字が印字された使い捨てレジ袋を販売することにしたのです。 それがコレ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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