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テーマ:猫のいる生活(136005)
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最近は日本の俳優でも、役柄に入り込むため、ワザと体重を上げたり落としたり、はたまた激しいトレーニングで筋骨隆々となったり。
ホント、好きでやってる俳優業と云っても、なかなかにタイヘンですね。 しかし欧米俳優の入り込み度と云うのは、日本人なんて足元にも及ばないくらいすさまじいのがいる。 その代表的なのはスタンリー・キューブリック監督が撮った1987年の映画「フルメタル・ジャケット」の海兵隊訓練キャンプで鬼軍曹から目を付けられ、さんざいじめられた挙げ句、精神に変調をきたしてしまって鬼軍曹を射殺して自分も自殺する訓練生レナード役のヴィンセント・ドノフリオでしょう。 この映画でドノフリオは愚鈍なレナード役をやるため、31kg も体重を増やしたのです。 油ぎったジャンクフードを9ヶ月間、大量に食べ続けて体重を増やしたのですね。 これは役柄のために増やした体重の世界記録になってます。 女優が役のために体重を増やした有名なケースが映画「ブリジット・ジョーンズの日記」のレニー・ゼルウィガー。 しかも、この映画は続編も作られたので2回も。 その体重増加量は13kg ! 方法はひたすらピザやドーナッツなど太る食べ物を詰め込むこと。 ウィルゼガーは栄養士を雇って、健康的な方法でサイズ"XXL"になるよう調整したそうです。 歴史上の実在人物を演じるのも難しそう。 なにしろみんな知ってる顔ですから、演技以上にどれだけ似さすか。 メーキャプで補填できると云っても限界ありますからね。 先ずはアドルフ・ヒトラー。 ヒトラーてのはしばしば映画に登場しますが、首から下だけの演技だったり、なかなか顔まで見せてるのって少ないです。 チャップリンが「独裁者」でヒトラーを演じたときは、チャップリンの顔まんまでしたからねぇ(笑) そんな中で2004年に公開された「ヒトラー 最期の12日間」でヒトラーを演じたブルーノ・ガンツは出色でしょう。 ガンジーを演じたのは1982年の映画「ガンジー」しか記憶ないですね。 演じたのはベン・キングズレー。 彼はこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞してます。 キングズレーはイギリスの俳優ですが、お父さんはインド人のお医者さまなんですね。 お母さんはイギリスのファッションモデルです。 演じたのはイギリスの俳優ダニエル・デイ=ルイス。 このひと、1989年の「マイ・レフトフット」、2007年の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」そして「リンカーン」で史上初の3度に渡るアカデミー主演男優賞受賞と云う芸達者なんです。 ただ「リンカーン」撮影後、ダニエル・デイ=ルイスは演技を極めたことに疲労を感じ、俳優業から休業してしまいました。 「愛の讃歌」で有名なシャンソン歌手"エディット・ピアフ"と云えば、この女優さんしかないでしょう。 フランスの女優"マリオン・コティヤール"。 映画「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」でアカデミー賞主演女優賞を獲得してます。 1992年の映画「マルコムX」でデンゼル・ワシントンが伝説の人権活動家"マルコムX"を演じてますが、日本人でマルコムXを覚えている人が少ないでしょうから、ここは置いといて... 歴史上の人物と云えるのかどうか微妙ですが、「羊たちの沈黙」でハンニバルを演じたアンソニー・ホプキンスが2012年に演じたのが"ヒッチコック"。 そう、映画監督のアルフレッド・ヒッチコックです。 映画「ヒッチコック」で、なかなかの化けぶりを見せてくれました。 しかし、芸能関係で云えば、この俳優さんが出色ぢゃないですか? 2004年の映画「Ray/レイ」でレイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックスレイ。 この映画でアカデミー主演男優賞を受賞してますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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