耳(ミミ)とチャッピの布団

2024/05/02(木)05:15

まだ行ったことない

海外旅行の楽しみ方って人それぞれですが、私のイチバンのポイントは異文化の中に身を置いて非日常を楽しむことです。 なんどか「海外に行ってまで日本人と会いたくない」と申し上げてるのも、日本で日常的に見ている人たちと会いたくないからですね。 だから私の選択肢にハワイは有りえません。 それとともに、現地の人とのふれあいも楽しみのひとつ。 たとえ刹那的であっても、現地の人と交流するのは楽しいものです。 過去に訪れてから何十年もご無沙汰してる地で、現在の画像や動画を観ると、その変貌ぶりに驚嘆することありますね。 最も変化に驚いたのがマレーシアのペナン島です。 私が行ってたころは2階建てで、1階は店舗や倉庫、上が住いと云う台湾やシンガポール、マレーシアの下町でお馴染み「ショップハウス」しか見当たらなかった。 このショップハウスの特徴は建物の前に設置された歩廊です。 でっぱった2階の下にあるため、屋根付きの通りになっているのですね。 これがあると陽射しと雨をしのげるので歩行者はたいへん助かります。 とにかく行ってたころは高層ビルなんてひとつも見当たらなかったし、さびれた東南アジアの田舎然としてたけど、インド洋に面したなんとも魅力的な町でした。 観光客なんて日本人はおろか、欧米人だって先ず見ることがなかった。 それが現在の画像を観ると、いっちょ前に高層ビルはあるは、欧米人観光客で溢れかえってるはで大変貌。 そりゃあそうですよね。 私がたびたびペナンに訪れてたのは1973年のベトナム戦争終結直後だったのですから、発展しない方がど~かしてる。 私の旅行選択肢にフィリピンとインドネシアはありません。 フィリピンはとにかく治安が悪すぎるし、インドネシアは人口の大半を占めるイスラム教国なので食べるものの味付けがあわない。 とにかくクアラルンプールでイスラムの料理口にしてから、この系統はダメになりました。 同じイスラム教国でも、マレーシアはマレー系の他に華人系やインド系も多いので、イスラム料理以外でもチョイスの幅がありますが、世界最大のイスラム教徒をかかえるインドネシアはジャワ人やスンダ人、マドゥラ人が大半を占め、中華系なんて全人口の5%しかいない。 それとインドネシアに旅行するとき、もうひとつ注意点があるのですね。 バリ島です。 毎年3月ころに「ニュピ(Nyepi)」と云うバリ・ヒンドゥーの元日があります。 この日、バリ・ヒンドゥー教徒は、労働や外出、殺生が禁止されるどころか灯火の使用も禁止されるのです。 灯火の使用も禁止って夜の家の中は真っ暗!? それが観光客にも適用されるのです。 観光客はホテルから外に出ることができず(ホテルから外出できてもお店は全部閉まってる)、飛行機も全便欠航になります。 なんですが、同じインドネシアでも、バリ島って雰囲気いいですね。 東南アジアの田舎然としてますが、見える景色が私が経験してきた風景とはゼンゼン違う。 ショッピングやレストランの立地もただの観光地と云うよりリゾートの雰囲気です。 そして何と云っても、バリ海峡からインド洋に続く海とホテルがステキです。 この辺はタイのパタヤビーチより数段上を行ってますね。 とにかくグレードにもよりますが、一流ホテルのレベルはなかなかのようです。 これで、食べ物の嗜好があえば鬼に金棒なんですが... まぁ、食事はホテルでって手もありますけど。 もう一ヶ所、手の届く旅行先で、いつかはと思ってるのがベトナムのダナンです。 ベトナム中部にある海沿いの町で、とにかく海岸線が美しい。 ここは比較的治安も良いのですね。 知り合いで、何十回となくダナンだけに行ってる娘さんがいます。 ダナンには16世紀から続く街並みが残されてる「ホイアン旧市街」やベトナムの京都とも呼ばれる「フエ」も有ります。 私のようなオジンにはこっちがお似合いか?(笑)

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