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耳(ミミ)とチャッピの布団

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Apr 30, 2025
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長い間、ソ連と競いあってきた月面着陸一番乗りは、1969年7月21日2時56分15秒にNASAのアポロ月着陸船「イーグル号(アポロ11号)」に搭乗したニール・アームストロング船長とバズ・オルドリン月着陸船操縦士 2名のアメリカ人宇宙飛行士によって休止符が打たれました。
このとき史上初めて人類による月面着陸に成功したのです。


それ以来、月面着陸はアメリカの独壇場となり、1972年のアポロ17号までつごう7回の月面着陸に成功します。
しかしアポロ計画は当初20回の月面探査ミッションを計画していたのですね。
ところがNASAは1970年1月になって突如、アポロ20号の発射計画の中止を発表。
さらに同じ年の8月、アポロ18号とアポロ19号の発射計画も中止が決定したのです。
これは当時、アメリカはベトナム戦争で経済が疲弊していたので、NASAの予算が削減されたのも理由のひとつですが、世論が月探査の関心を失いつつあったのが直接の原因です。
こうしてアポロ17号を最後に人類は月面からの完全撤退をしてしまいます。
それ以来、人類は月に降り立っていません。
こうして月は再び遠い存在に戻ったのです。
ところがNASAは2019年になってアポロ計画以来、約半世紀ぶりに人類を月面に送り込み、月での持続的な活動を目指す国際月探査計画「アルテミス計画」を発表します。
アルテミスはギリシア神話に登場する月の女神で、アポロ計画の由来となった太陽神アポロンとは双子なんですな。
この計画は、主にNASA(アメリカ航空宇宙局)とスペースX社が主導し、NASAが契約しているアメリカの民間宇宙飛行会社、欧州宇宙機関(ESA)、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)、カナダ宇宙庁(CSA)、アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター(MBRSC)など国際的パートナーによって実施されます。
アルテミス計画の象徴が「ゲートウェイ(Gateway)」と云う名の月軌道プラットフォーム(月周回国際宇宙ステーション)です。
ゲートウェイは主に国際宇宙ステーション(ISS)計画に参加する宇宙機関が参画しており、各モジュールや構成要素の開発を分担しています。
規模はISSの1/6程度の大きさで、将来的には4名の宇宙飛行士による年間30日程度滞在する計画なんですね。
2021年、NASAは月着陸船の開発・運用にイーロンマスクの「スペースX」を選定。
ゲートウェイの往復はこのスペースXを使っておこなわれます。
アルテミス計画のもうひとつの目玉が有人宇宙船「オリオン」です。
オリオンは、NASAがスペースシャトルの代替として開発中の有人ミッション用の宇宙船で、ロッキード・マーティン社が設計開発したクルーモジュール(CM)の宇宙カプセルと、エアバス・ディフェンス・アンド・スペース社が製造した欧州サービスモジュール(ESM)から構成されます。
6人のクルーを乗せることができ、太陽電池パネルや自動ドッキングシステムなどが装備されています。
オリオンは6ヶ月という長期間の深宇宙ミッションに対応するようデザインされており、さらに生命維持、推進装置、耐熱、アビオニクスといったシステムも新たな技術にアップグレードできるように設計されています。
オリオンの無人試験機による初飛行が2014年既に実施されてます。
そして有人での初飛行は今年9月頃を予定しているのですね。
しかもオリオンには女性や有色人種の宇宙飛行士を初めて月面に送り込むミッションが計画されているのです。
NASA長官ビル・ネルソンは、日本人宇宙飛行士も月面着陸に参加させることを表明しています。
しかし、今になってなぜ人類は再び月を目指すのでしょうか?
それは...月面での長期滞在が火星探査のリハーサルになるから。
つまり月面着陸が最終目的でなく、火星探査の第一歩としてひとつのステップがアルテミス計画なんです。

例えば、月で見つかった水資源を利用してロケット燃料を現地生産する技術が開発されると、地球の引力を脱出して重い燃料を運ぶ必要がなくなります。
もちろん月と火星では環境も距離も違いすぎますが、月と云う「隣の庭」を活用することで、火星と云う次のフロンティアに一歩近づくことができるのです。









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Last updated  Apr 30, 2025 05:17:34 AM
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