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May 26, 2025
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カテゴリ:カテゴリ未分類
近年、海外で電子タバコが持ち込み禁止になってる国が広がってます。
タイ、台湾、シンガポール、パラオやブラジルで電子タバコの持ち込みを禁止しており、種類や量に一部規制がある国も存在します。
紙巻きタバコだったらいざ知らず、健康被害が少ないとされてる電子タバコが禁止とは?
しかしアメリカではニコチンが含まれる電子タバコが学生の間で流行し、多くのニコチン中毒者が発生したという事例があります。
結局、電子タバコでも健康被害が発生するのは、紙巻きタバコと同じなんですね。


タイだと紙巻きタバコの持ち込み制限は1人1カートンまでですが、電子タバコは1本たりとも持ち込めません。
もし違反すると最高で10年の懲役、もしくは最高で50万バーツ(約170万円)の罰金が課せられます。
実際、日本人の観光客で何十万円も罰金が課せられた実例がいくらでもあります。
シンガポールもタイと同様に電子タバコの持ち込みは最高で5,000シンガポールドル(約39万円)の罰金が課せられます。

台湾はもっとも電子タバコの持ち込み規制が厳しい国です。
違反をした場合、最高500万台湾元(約2,100万円)。
しかも違反を通報すると通報者に報酬が出ることから、警察だけではなく住民から違反がバレてしまうことも多々あります。
しかし、腑に落ちませんね。
タイなんか紙巻きタバコは制限あるとは云え、持ち込みOKなのに、電子タバコは1本たりとも許可しない。
それは電子タバコの構造にもよるのです。
電子タバコは加熱用電池であるバッテリーと、液体(リキッド)の容器であるカートリッジ、液体を熱して蒸気を発生させるアトマイザーと蒸気の吸い口で構成されます。

この内、加熱用電池が問題なのです。
電子タバコに内蔵されているバッテリーには、リチウムイオン電池が使用されてます。
お気づきですね、よくゴミ回収車やゴミ焼却施設で火災の原因になってるリチウムイオン電池です。
うっかりこんなモンが自国内に持ち込まれたら、ウェルカムぢゃないゴミ処理が増える。
それより何より旅客が搭乗してくる航空機そのものに危険物が増えるからです。


電子タバコのリチウムイオン電池が問題だったら、もっとヤバイ リチウムイオン電池関連製品がありますね。
そう「モバイルバッテリー」です。

今ではリチウムイオン電池を使ってる機器は数え上げたらキリないくらいあります。
スマホやBluetooth のイヤホンもカメラもそうです。
なのにモバイルバッテリーだけがナゼ目の敵にされるかと云うと、スマホやカメラはちゃんとしたメーカー生産で、品質管理もちゃんとしてるので、例えばバッテリー劣化でパンパンに膨れたスマホでもない限り事故の確率は低い。
しかしモバイルバッテリーは、電気用品安全法で定められた基準をクリアした製品にのみ表示が義務付けられてるPSEマークがない中華製の粗悪品も多い。
Amazon なんかで売られてるモバイルバッテリーでも信頼できない品があるし、PSEマークを偽装した製品まで。

日本で定められてるPSEマークは丸型菱形の2種類あって、特定電気用品と呼ばれる菱形は電線やヒューズ、アダプタやコンセントなど部品に使われることが多く、丸形は特定電気用品以外の電気用品(一般家電)につくマークです。
私たちが日常で使う一般的なものは、ほとんどが丸型に該当します。
なので航空機ではモバイルバッテリーを預け入れ荷物に入れることができません。
タイで入国時に預け入れ荷物にモバイルバッテリーが入ってることバレて入国拒否されたケースもあります。
全て手荷物になって、しかも100W超え~160W以下であれば、1人2個まで持ち込めますが、160Wを超えるモバイルバッテリーは持ち込み不可です。
先々月、中国・杭州から香港に向かってた旅客機内で手荷物棚から出火するトラブルが発生。
CAが炭酸飲料でなんとか消し止めましたが、原因は手荷物に入ってたモバイルバッテリーが発火したとみられてます。

先月にはハワイアン航空の旅客機内で搭乗客が持ってたスマホが発火する事故もおきてます。
そのため飛行機は羽田空港に緊急着陸。
発火したスマホは電子機器の発火や破裂を防ぐ「防火カバン」に入れられて消し止められました。
たぶんこのスマホは落としたり、長時間充電しながら使ったりして、内部のリチウムイオン電池が劣化したのでしょう。

ハワイアン航空機で携帯電話が発火 羽田空港に緊急着陸 「防火かばん」ですぐに消火(2025年4月28日)
もっと悲惨な事故が1月に起こってますね。
韓国のキメ空港で、離陸準備中のエアプサンの旅客機で突如火災が発生。
機内の荷物棚から炎が上がり、短時間で天井が焼け落ちる事態となりました。
幸い離陸前だったため乗客は避難できましたが、飛行中だったらコワイコワイ!
出火の原因は搭乗客が手荷物で持ち込んだモバイルバッテリーです。


このようにモバイルバッテリー関連事故が頻繁に起こってます。
米連邦航空局(FAA)は過去20年の間に、煙や火災、高熱を伴うリチウム電池の機内事故を500件以上記録したとしてます。
そのためアジアの複数航空会社が、リチウムバッテリーの機内持ち込みに関する規定を厳格化しているのですね。

韓国は国内の全航空会社を対象に、モバイルバッテリーや電子たばこを頭上の手荷物収納棚に保管することを禁止しました。
乗客はシートポケットや座席の下にモバイルバッテリーを収納しなければなりません。
またモバイルバッテリーを座席のUSBポートに差し込んで、機内で充電することも禁じられてます。
タイ国際航空も、機内でのモバイルバッテリーの使用と充電を禁止してます。
シンガポール航空もモバイルバッテリーを使って機内でスマートフォンや個人の端末を充電するのを禁止してますし、機内のUSBポートでモバイルバッテリーを充電することも認めてません。
格安航空会社エアアジアは、座席の下かシートポケットにモバイルバッテリーを収納するよう規定していて、やはり携帯電子機器の充電を禁止してます。
台湾の大手航空会社エバー航空や中華航空、ユニー航空も機内でのモバイルバッテリーの使用を禁じてます。
ベトナム航空でもモバイルバッテリーを手荷物から取り出し、目の届く場所に置く必要があり、飛行中は飛行機のUSBポートからの充電やモバイルバッテリーを使用して電子機器を充電したりすることを禁止してます。
同じ理由で互換性のない充電器で充電される電子タバコも火災の危険があると云うのですね。
電子タバコを正規でない充電器で充電した火災はアメリカで年間100件報告されてます。
まぁ、それ以前に、東南アジアでは持ち込みそのものができない国が多いけど。
オーストラリアでは、リチウムイオン電池関連の火災が年間10,000件以上発生してます。
ほとんどの火災が廃棄物処理やリサイクル業者で発生しており、廃棄物回収トラックや処理施設ではバッテリー火災が週に1回か2回発生してるとも云います。
オーストラリアでの火災ではスマホなど小型デバイスよりも、電動アシスト自転車や電動バイクのバッテリーの出火率が4倍多いらしい。


モバイルバッテリーは燃えないゴミには出せません。
ほとんどの自治体では、燃えないゴミとして回収不可となっています。
では廃棄はどうすれば?
家電量販店やホームセンターなどには、回収用のリサイクルボックスが設置されている場合が多いので、持ち込んで処分することができます。
大型のスーパーにも設置されている場合があります。
他にドコモやソフトバンクなどスマホを契約してる携帯キャリアの店舗でも、不要になったモバイルバッテリーを引き取ってもらえる場合があります。
ただ、これはサービスの一環ですから、必ずしも引き取ってくれるとは限りません。
またモバイルバッテリーメーカーによっては独自の回収プログラムがあって、郵送での返送サービスを実施しているケースもあります。
しかし古くなったモバイルバッテリーを郵送してダイジョウブ?って疑問もわきますね。





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Last updated  May 26, 2025 05:22:15 AM
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