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テーマ:猫のいる生活(144414)
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今だに太平洋戦争時の防空壕や戦車の残骸が残る「南鳥島」。
島に住人はおらず、海上自衛隊と国交省そして気象庁の職員20数人が常駐するのみ。 この島がにわかに注目集めたのは、例の中国が輸出規制と云う手段で西側諸国に揺さぶりかけた「レアアース」が見つかってからですね。 ![]() ![]() 採掘量に至っては、世界の生産量の約7割(210,000トン)を占めてます。 ただ採掘における問題点も多く、その最たるものが放射性物質と重金属による汚染が顕著なことです。 その弊害は採掘地の内モンゴル地区で放射性物質や重金属を含む有毒な汚染物質による、地下水汚染、大気汚染、土壌汚染、農産物への影響など数々あります。 とくに採掘後の廃棄物が乾燥した粉塵として舞い上がり、鉛やカドミウムなどの重金属で汚染された空気を量産してるのですね。 それでも中国政府は環境保護を後回しにして、国際的な「交渉のカード」として掘り続けてきたのです。 ![]() ![]() ![]() ![]() 南鳥島の南方にある海域で海底サンプルを採集し分析した結果、ハイブリッド車などの強力な磁石に使うジスプロシウムは世界需要の730年分、レーザーなどに使うイットリウムは780年分に相当することが判明しました。 さらに研究チームはレアアースを高い濃度で含む生物の歯や骨を構成するリン酸カルシウムで遠心力を使って分離したところ、濃度は2.6倍に高められる方法を見つけました。 これは中国の陸上にある鉱床の20倍に相当する濃度となるのです。 何より南鳥島のレアアースの強みは中国と違って放射性物質が混じってないと云うことです。 ![]() すでに中国艦船が南鳥島を囲むように周回してるのが目撃されました。 なんともイヤな国ですな中国は。 そのうち、ここは歴史的にうちの島なんて云い出しかねません。 ![]() 先だってトランプが来日したとき、日米首脳会談で高市総理はトランプとレアアースの供給確保に向けた合意文書に署名しました。 これは別にアメリカに南鳥島のレアアース採掘に投資してくれと云うイミではありませんね。 高市としては、トランプを巻き込むことによって南鳥島のレアアースに中国が手を出せなくするための方策しかない。 中国が不穏な動きしたら、日本相手ではなく、アメリカを相手にすることになりますよと云う警告ですな。 これこそ高市内閣がかかげる経済安全保障の確立に他ならない。 ![]() メタンハイドレート 約7兆平方メートル 120兆~300兆円 海底熱水鉱床(銅、鉛、亜鉛、金、銀など)約7.5億トン 80兆円 コバルトリッチクラスト(南鳥島近海のみ)約24億トン+マンガンノジュール約60億トン=200兆円 レアアース泥(南鳥島近海のみ)約1600万トン 100兆円 となり、採掘して精錬するのに100兆円を国債を発行して投資したとしても、折れて曲がる金額を未来の若者たちに残せます。 それでなくても日本の海外資産(対外純資産)は、2024年末時点で世界2位、過去最高の約533兆円に達してるのですから、こんな投資は屁でもないです。 ![]() 東洋エンジニアリングが、南鳥島沖のレアアース泥回収技術開発に携わっていることから、関連銘柄として投資家の注目が集まったためです。 東洋エンジニアリングのサイトを観ると「TOYO(東洋エンジニアリング)は、JAMSTEC(海洋研究開発機構)の委託を受けて、これまで培ってきた資源開発技術、サブシー技術を活用して、海底6,000m からレアアース泥を回収するシステムの技術開発の一部に携わっています。 これまで、粘性が高くスムーズに流れない海底面のレアアース泥をスラリーに変えて船上に汲み上げるためのサブシープロダクションシステムのうち、解泥・採泥に関する機器の基本設計、詳細設計、製作を担当してきました」とあります。 ![]() 採掘そのものを行う企業はまだ具体的に名乗りを上げていませんが、古河機械金属や三井海洋開発は、関連技術や事業に関わる企業として目されてます。 東亜建設工業はレアアースを含む泥を採取するため、泥を柔らかくする技術で実績があります。 技術的に不可能と思ってた南鳥島沖のレアアース開発は今年になって高市内閣の肝いりで現実のものとなってきたのです。 「日本最東端の島」守る 南鳥島の海自部隊公開 さらに日本の自動車部品メーカー「Astemo(アステモ)」はレアアースを使わない磁石で動くEVカー用モーターを開発したと発表しました。 こっちは2030年ころの量産採用を目指すそうです。 なんか一気に日本の工業力が活気づいてきましたね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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