テーマ:☆詩を書きましょう☆(8489)
カテゴリ:詩・散文詩を書いてみた
小説・詩
母がくれたこんぺいとう 口に含んだこんぺいとうが カシャりと音を立てて崩れてゆく 切ない程甘く溶けて流れる想い出 幼い日の陽だまり 母の匂い 叱られた日もあれば ぶつかり合って泣いた日も いっそ嫌いになれれば楽なのにと 拒絶した日々もあるのに 今なお求めている 母の眼差し 母もまだ若かったのだと 振り返る年になって やっと気が付けたことがある 有りのままの私を受け入れて欲しくて ずっともがいてきたけれど それは私だけではなく お母さん あなたもきっと同じだった 刺々しい鎧も 溶けてしまえば 幼い日の陽だまり 母がくれたこんぺいとう 優しい陽射しの記憶の中で いつまでも豊かに甘い 母との絆 ○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○.。.:・°○ ※迷惑コメント対策で「http:」を禁止ワードに設定しました。 URLをご記入の際には「http:」とご記入にならないよう、お願い致します。 ※基本的にいただいたコメントに対するお返事は、 サイトをお持ちの方で私がURLの分かる方は、お邪魔してお返事させていただいてます。 サイトの運営をされていない方、URLの明記は避けたい方のみ 私のブログ内のコメント欄でお返事させていただきますので、 お手数ですが後日お返事を見に来ていただけると嬉しいです。^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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