神様のカルテ 夏川 草介の
劇場版映画をBDで見ました。
嵐の桜井君と宮崎あおいが主演で、加賀まりこさんが
すばらしい助演をしています。
原作本では、地域医療に満身創痍で格闘する若い医師と
彼を取り巻く患者や家族、同僚との人間模様が見事な
リズム感で書かれていました。この映画版でその良さが
どの程度描かれているのか?興味と期待をもって見まし
た。結果は、かなり満足のいく内容でした。2時間で
表現しなければならないのでかなり省略され変更されて
いましたが、原作の持つ”人間のやさしさ”のような
コアの部分は、十分伝わってきました。それには、加賀
まりこさんの演技力によるところが大きかったです。
後半の桜井君が大泣きするシーンでは、もらい泣きでした。
エンドロールでテーマ曲を辻井伸行くんが作曲・演奏して
いることを知って、良い雰囲気を出していることに納得。
全般的に心に残るイイ映画でした。星4つ