IHクッキングヒーター修理
200Vの高電圧など非常に危険を伴うので、真似しないでください。7,8年前に購入した日立のIHクッキングヒーターが故障しました。天面の操作スイッチが反応しなくなるという症状です。原因は、度重なる吹きこぼれによる内部の腐食だろうと想像できました。操作パネル交換の修理を依頼すると3~4万円です。同等品を新規で買うと12万円ほどで、安い代替の新品だとネットで約4万円です。ダメ元という気持ちとうまくいったら儲けものという感じで分解修理しましたw手前の白いオタマジャクシのようなのがスイッチの内部です。スイッチの信号がその上のディスプレイの下にあるフラットケーブルから内部に送られて温度が上がる仕組みでした。故障の原因はフラットケーブルの端子が腐食しているためでした。会社で電気に詳しい友人に聞きましたがこのケーブルは、容易には手に入らないモノだということで、購入はあきらめました。ケーブルを短くカットして自作しました。このケーブルは非常に薄く繊細なため作成には細心の注意と根気が要りました。出来上がったケーブルを取り付けて、電源を入れてみると!スイッチがかなり復活しました!!!やはりケーブルが完全には直っていないのでスイッチの一部は機能しませんが、18個ある内の16個のスイッチが使えるようになったので、一応すべての機能を使うことができます。今回はIHコンロの内部が見られて興味深かったのとケーブルの特殊な事情がわかって勉強になりました。もうしばらくは使い続けていけそうです。200Vの高電圧など非常に危険を伴うので、真似しないでください。