2008/07/28(月)12:13
もうすっかり忘却の彼方
6月上旬に仕込んだ茶油の石けんの存在を、完璧に忘れていました。
ハードオイルが少ない上、6月の気温ですっかりジェル化してしまい、ネトネトのやわやわで
全く型離れしてくれなかったこやつ。
型から出たら出たで、カットできないくらいぐにぐにと柔らかい。
そのまましばらく放置して、忘れた頃にカットしたら、ストンとあっさりきれいに切れました。
でも型出しやカットが遅かったから、熟成もちょっと長めにしないとなー、と思い、忘れたまま
幾星霜(誇張)。
先日気付いて様子を見たら、濃いめのグリーンと白のマーブルがこのようなことになっていました。
ふふ…ぼくの好きなグリーンの石けんは、あの夏の花火と共に消えていったのさ。
さあ見たまへ君よ!!
…というわけで、使ってみました。
茶油は椿油にそっくりらしいので、洗髪用にしました。
使用感は良いのですが、使った後、表面にグリセリンが浮き出てじゅるじゅるになってしまい、
大変気持ち悪いです。
ハードオイルをもう少し入れた方がいいわね。
暑いので、避暑のため山中にある神社へ行ってました。
神の水?が湧いているそうで、汲みに来ている人々もいましたが、鬱蒼とした木々に囲まれた周囲は
閑散としていて、静寂を楽しめました。
手水鉢の向こうが池になっていて、大きな鯉が泳いでいます。
昼間ながら薄暗い中、その池から霧が立ち上る様は、神々しい空気を醸し出していました。
初老のご婦人方が浮かれて「ああマイナスイオン~」「大地の力~」などと大はしゃぎで
杉の大木に抱きついたりしているのを失笑しつつも、厳かに参詣を済ませました。
霧で私の髪はもしゃもしゃになりましたが、涼しく静かな時間を過ごせて良かったと思います。