より品種の個性に集中すべし
ワインスクールでのオフィシャルな試飲講座では、古酒かつプレミアムなものばかりがテーマの報告ばかりしてきました。しかしながらJSAの資格は返上したとはいえ、そこそこ永くワインを飲んでいるワインラヴァーとしては常に試飲能力は鍛えておかねば、と常常思っています。そこで入手が比較的たやすい銘柄を対象に “五官” を働かせてブラインドで品種や生産国を当てさせる連続講座も定期的に受講しているので、事後ではあるが報告します。ブラインド試飲はそこそこ緊張を強いるので、少しでも体調が思わしくないと出席する気が起こらず、連続6回の講座の内、出席は4回でした^^さて自分の結果ですが まったく当たりません (苦笑)。何を言っても言い訳にはなるが、例えば、樽の強いこってり濃厚な白ワインとなるとそれは「カリフォルニアのシャルドネ」とつい先入観で決めつけてしまうのだが、それの答えは「南アフリカのシュナンブラン」だった・・という風に生産者の造りのポリシーが、品種の個性を覆い隠し、ワインの個性を決定していると思わざるをえないものもあるのです。しかしそうゆうのであっても品種をピタリ当てる人がいるのですね(驚)。何故当てることが出来るのか・・ディスカッションをしていて確認すると、やはりタイトルの通り、ということになるのです。その能力を鍛えるには、普段から試飲の経験を積むことが重要ですが。それはともかく、凝り固まった 先入観を除くのは難しい・・ってか無理 ^^* * * * *「ワインのブラインド・テイスティング」は今ブームのようです。YouTubeでもその手の動画が多く挙がっています。勝手な私見だが、多くのワインラヴァーは、ワインが高くなりすぎて手が出なくなったから、ブラインド・テイスティングの能力向上に目標を切り替えたのだろうか^^