小秀山H21.4.12この小秀山は岐阜県・長野県の県境にある1900mを越す山です。ラルム♪さんからどこかの山に登りましょう、とお誘いを受け一つ返事で登りますと回答しました。 残念な事にラルム♪さんは当日急用ができ参加できなくなりましたが、身体は元気で時間をもてあましている私は単独で登ることにしました。 前置きが長くなりましたが、小秀山の登山口は岐阜県中津川市の乙女渓谷キャンプ場がスタート地点です。 登山カードに氏名・連絡先・お帰り時間などを記入して7:10にスタートしました。 一度も登ったことがないため、三の谷ルートを選択しトレイルラン気分で1kmほどを走ります。 三の谷ルートは尾根を登る楽しみの少ないルートでした。立ち止まって耳を澄ますとウグイスが鳴くのが聞こえます。 1時間半も登ると登山道は北斜面なのか残雪の上を歩きます。 幸いタイツとハーフパンツなので緩んだ雪を踏み膝上まで雪に埋まってもあまり冷たくはありませんでした。 残雪の様子 このカブト岩まで登ろう 到着は9:30、登り始めて2時間20分、見晴らしの良い岩の上でおにぎりをいただきました。無風で快晴、静かな山頂でした。 遠くは北アルプスも見えます。 温泉で有名な下呂温泉方面です。 カブト岩を離れて第一高原1912mへ残雪の中、稜線伝いに向います。 第一高原からは空気が澄んでいれば遠くは名古屋方面、知多半島、三重県はご在所岳まで見渡すことが出来ます。 でもこの山からのベストな眺めは御嶽山でしょうね。 ここから山頂までは残雪の中を進むこととなりそうで、登頂は次の機会に譲って下山を選択しました。 カブト岩まで戻るとスタート時にニの谷ルートから登り始めた若い男性でした。 装備もきちんとしていて残雪をものともしない服装です。 いつもは秋口の空気が澄んでいる時に登りますよと言葉をいただきました。 帰りは雪が少なく滝の多いニの谷ルートから下山します。 途中で登ってくる方に道を譲ってあげると、しばし会話が始まります。 既に西日本の100名山は制覇し今年は東北の100名山に登頂したいという69歳の若々しくお腹が出ていない方でした。 昨日は笠置山、今日は200名山の一つである小秀山ですと楽しくお話を聞かせていただきました。 垂直となる壁を何箇所も降りてくると高さ80mの夫婦岩に到着しました。 80mも上から水しぶきが舞っていてマイナスイオンいっぱいです。 その他の滝もたくさんあります。 奇岩の烏帽子岩です。 乙女渓谷なのか、案内標識には乙女の囁きが聞こえると表示されています。 最後の大きな滝がねじれ滝です。 下山は12:20分、約5時間ほど掛かりました。 |