テーマ:映画鑑賞(880)
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![]() 製作年 1998年 時間 104分 監督 ガス・バン・サント 出演 ビンス・ボーン アン・ヘッシュ ジュリアン・ムーア ヴィゴ・モーテンセン ウィリアム・H・メイシー アルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンスの古典「サイコ」のリメイク。 恋人との結婚を望むOLのマリオンは、預かった会社の大金を持ったまま町を出奔する。夜、人里離れたモーテルについたマリオンはそこに宿泊することに。そこは好青年のノーマン・ベイツが年老いた母の面倒を見ながら一人で経営している寂れたモーテルだった。ノーマンから食事の招待を受けたマリオンは一緒に食事をするが、その後部屋に戻ってシャワーを浴びていると・・・・。 ヒッチコック監督の「サイコ」が製作されたのが1960年なので38年ぶりのリメイクということになるが、これは何のためのリメイクだったのだろうか? ヒッチコック版「サイコ」と全く同じカット割りで作られていることが一つの売りになっていたようだが、それだとなおさらリメイクの目的がよく分からない。違うところといえば、もちろん俳優は異なるが、あとは白黒がカラーになったぐらい。(映像技術の進歩による追加映像はあるようだが・・・) もちろん、ヒッチコック版「サイコ」は観ているので、新鮮さはなく、結末も知っているので「アッ!」という驚きもなかったが、忠実にリメイクしている割には、ヒッチコック版「サイコ」が醸し出すなんともいえないスリラー感があまり感じられなかった。リメイクの唯一良かった点はヒッチコック作品の素晴らしさを再認識させたことだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.08 20:14:42
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