テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:か
![]() 製作年 2007年 時間 132分 監督 山田洋次 出演 吉永小百合/浅野忠信 檀れい/志田未来 戸田恵子/坂東三津五郎 昭和15年、佳代は文学者である夫・滋と二人の娘たちと共に平穏な暮らしをしていた。だが滋が治安維持法により思想犯として投獄されたことで苦難の日々が始まる。滋の釈放の見通しはつかず、佳代は家計のために小学校の代用教員の職につく。そんな折、滋の教え子である山崎が訪ねてきて、それ以降、山崎は一家の手助けをすることに・・・・。 山田洋次監督と吉永小百合34年ぶりにコンビを組んだ作品。ちなみに前回のコンビは「男はつらいよ 恋やつれ」。 この2人のコンビなので作品的には安心して観れる作品となっている。優しく物静かな母親でありながら、苦難の中で子供たちのためにたくましく生きる姿を吉永小百合が好演していた。特に夫に対する非難や罪人扱いに対してはかたくななまでに反論する芯の強さも見事だった。 さらに、この家族に不可欠な存在となる山崎は、この家族だけでなく、この作品にとって重要な役割を持った役柄で、純朴ながら献身的な男を浅野忠信が好演していたのもポイント。 吉永小百合はもちろんいいのだが、実年齢を知っているだけに、あの年齢の子供、夫の教え子・山崎との年齢差、そして晩年の母べえの子の役が倍賞千恵子というのはちょっと違和感があった。(相応しい女優がいれば、やはり母べえは40歳前後の女優でしょう!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.08 17:31:35
コメント(0) | コメントを書く
[か] カテゴリの最新記事
|