2010/05/04(火)23:07
【No.01696】 グーグーだって猫である
製作国 日本
製作年 2008年
時間 116分
監督
犬童一心
出演
小泉今日子/上野樹里
加瀬亮/大島美幸
村上知子
女性人気漫画家の小島麻子は可愛がっていた飼い猫のサバの死によって漫画が描けなくなってしまう。彼女のアシスタントたちも麻子のことが心配でならなかったが、そんなある日、麻子は小さな子猫と出会う。その子猫にグーグーと名付け、一緒に暮らし始めた麻子はみるみる元気を取り戻した。暫くしてグーグーの避妊手術のため動物病院に向うが、途中グーグーが逃げ出してしまう。その時、グーグーを探す麻子は青年・沢村と出会う・・・・。
主演の小泉今日子が、報知映画賞およびキネマ旬報ベスト・テンで主演女優賞を受賞した作品ということで注目していた作品。
結論は、小泉今日子が醸し出す緩やかな癒やし系の演技には好感が持てたものの、作品的には特筆すべきものはなかった。
楽しい映画と言うわけではなく、かといってキョンキョン演じる麻子は後半病に冒されるものの悲しい結末というわけでもなく、ラブストーリーでもありながら成就するわけでもなく、なんとも中途半端だった。ただ、もう一人というかもう1匹の主役、グーグーはチャーミングで可愛く、観ていてとても癒やされた。
特にストーリーには期待せずに、仕事や恋に疲れ、癒やされたい人にお奨めの映画。