【No.01903】 スクラップ・ヘブン
製作国 日本製作年 2005年時間 117分監督李相日出演加瀬亮/オダギリジョー栗山千明/柄本明警察官のシンゴは、日々のデスクワークに辟易する毎日を過ごしていたが、ある日、乗り合わせたバスでバスジャックが起こる。凶悪犯人をこの手で捕えたいと日々願望していた状況が目の前に起こったのだ。しかし、銃を持つ犯人の前では何もできず、事件は意外な方向に・・・・。加瀬亮とオダギリジョーの共演ということで、事前知識はないものの期待と興味を持って観た。最初のバスジャック事件による彼らの出会いは興味深く、その後の展開に期待は膨らんだが、ストーリーは思わぬ方向に展開していき、正義の名の下に行われる復讐はエスカレートしていく様に、嫌悪感すら覚えた。映像的にも汚いトイレがよく出てきて嫌悪感をより助長させる結果となった。邦画らしからぬ映像美?には評価が分かれるところだが、個人的には受け入れがたい映画。