テーマ:世界遺産紀行(1093)
カテゴリ:IRAN
王朝最初の都 「なんかキュロスに心奪われちゃった」--。 ペルセポリスから車で1時間。 アケメネス王朝の創始者、キュロス大王が眠るパサルガダエを見終わった女子大生の言葉に、男ながら深く共感してしまいました。 キュロスは、支配下の民族に慈悲深い政策をとり、旧約聖書で救世主(メシア)と呼ばれました。 後にアレクサンダー大王が墓と莫大な財宝を発見した際、キュロスが残した言葉に目が止まりました。 「財宝は好きにすればいい。その代わり土や水は汚さないでほしい」 自然を慈しむ言葉に感銘を受け、アレクサンダーは財宝に手を付けず、都を去ったといわれています。 質素でも威厳のある墓は、キュロスの人柄を表しているようでした。 補修工事で足場が組まれているのは残念でしたが・・・。 人気blogランキングへ> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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