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カテゴリ:お芝居(観劇記録・メモ)
シアターBRAVA!にて舞台「ワルシャワの鼻」を観ました。
生瀬勝久さん脚本・明石家さんまさん主演のカンパニー公演を観るのは初めてで。 けっこう期待して行きましたが。 期待を遥かに上回る舞台に感動。 ケタケタ笑って、ボロボロ泣いて。昭和史にいろいろ思うところもあって。 いやぁ、良かった もう公演終わって大分経つのでいいかな?ってことでネタバレ込みで感想を。 脚本・演出・役者さん、どれをとっても満足。 主演のさんまさんは勿論、温水さんや、サラリーマンNEOでお馴染みの面々のプロの仕事っぷりを目の当たりにできて、かなりテンション上がりました。 昼にミュージカル「CHICAGO」をみて梯子観劇だったので、寝ちゃうんじゃ?と実は心配してたのですが、杞憂でした。 音楽や廻り舞台を活用した演出も、分かりやすくてノリやすかったです。 ストーリーも良かった。 そりゃ、運動のせいで障害を負った人もいたでしょうねぇ。 あまり報道されないから、深く考えたことなかったけど。 守衛の赤門が言った「お互い様やろ」という台詞にグッときた。 ラスト近く、さんまさん演じるゴローの行動に一番感動した。 ゴローは、娘のサキが入院する病室に行こうとしない。 仲間に何故といわれ、いつものように持論を展開する。 「死ぬ奴に死ぬな、って俺はよう言わん 眠たい奴に寝るな、腹減った奴に食うな、よう言わん!」 だから、死にゆく娘の見舞いに行かない。死に目に会わないと自分の意思を貫くのです。 個人的に全く同感で、すごく感動した。 もし私が死ぬようなことになっても、死ぬなとは言われたくないし、悲しんで欲しくない。 しかしそれって、エゴなんだよね。他人に強制することはできない。 だからこそ、そんなこと構わず自分の信念やこだわりを貫くゴローさんが最高にカッコよくみえた。 これって、さんまさんの持ち味そのものでもある。 あの我の強さが、合う人と合わない人(嫌いな人)といるだろうけど。 かくいう私も、一時期さんまさん嫌いでした。 関西に越してきて、明石家電視台(関西ローカル番組)みるようになって好きになりましたが。 生瀬さんは、さんまさんの人間性をよく分かった上でアテ書きされてる。 舞台ならではの醍醐味ですよね。私にはとても楽しめた舞台でした。 とはいえ、これだけ楽しめたのは座席が良かったというのも大きいとは思います。 1階前方で、通路横だったので前をさえぎるものもなく、とてもよく見えた。 シアターBRAVA!でようやく良席に当たることができたという事でも感慨深い舞台でした。 ほんと、あの劇場は良席が少なすぎる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月27日 18時43分53秒
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