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私の本棚2 【青池さんの棚】


■■■ 青池保子さんのコミックはパラレルワールド ■■■

【青池保子さん】

昭和38年、15才で「りぼん」にて「さよならナネット」でデビュー。
平成3年、「アルカサル」で、第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。
代表作「エロイカより愛をこめて」他、多数。

私は、小学校に入る前から、従姉のマンガ雑誌を借りて読んでました。
その中でも、青池さんの作品というのは、絵といい、ストーリーといい、他の作品とちょっと違っていて、すごく印象に残ってます。
初期の頃は確かに少女漫画を描いてらしたようですが、今は、おじさん漫画(!?)という位、おじさんがいっぱいでてきますねー。
で、ちゃんとおじさんなんですよ。絵が。
一コマ一コマ、丁寧に描き込んであって、ホントに絵を読むというカンジです。

その青池保子さんのコミックを、私の本棚から出してみました。

「エロイカより愛をこめて」
1~30巻 以下続刊
エロイカより愛をこめて(第30巻)( 著者: 青池保子 | 出版社: 秋田書店 )
エロイカより愛をこめて(第30巻)( 著者: 青池保子 | 出版社: 秋田書店 )
青池さんと言ったら、まずこれでしょうか。
一言で説明すると、「エンターテイメント・スパイ・コメディ」とでもいいましょうか。うーん、ちょっと一言では収まらないかも。
1976年に第一話が発表されて、断続的に、今でも連載が続いているという、とても息の長い作品です。しかもその時々の時事問題が、背景にあるというのは、すごいです。
これを読めば、当時の世界情勢が、分かります。
でもお話はハチャメチャです。いやドタバタです。元気なおじさんたちが、走り回ってます。ジェイムズ君(別名、ドケチ虫、ぞうきん虫、ばい菌、疫病神etc.)という不思議キャラは至上最強の不死身キャラだと思いますよ。

私の一番好きなお話は、あえてあげるとしたら、「来た 見た 勝った!」かな。
鉄のクラウスが、任務のために、大嫌いな怪盗エロイカに協力を要請。
エロイカこと伯爵は、ヴァチカンからとんでもなくありえないものを盗み出す。
伯爵がホテルの大浴場で、少佐をからかうシーンが「ぞくぞく」します。


はじめてのお買い物♪ from楽天ブックス
「ミリアム・ブルーの湖」
青池保子/絵 名木田恵子/原作
秋田書店
青池保子さんのデビュー作。絶版になっているので、手に入らないかなと思っていたら、楽天ブックスで見つけました。 新書です。
30年前の、思いっきり典型的な少女漫画ですねー。でも、破天荒なキャラがチョコチョコ出てきて、青池さんらしさを感じました。

LANDHAUS-青池保子公式ホームページ-
青池保子さんの公式ページがOPENしました。お待ちしてましたよ~。


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