青池さんと言ったら、まずこれでしょうか。
一言で説明すると、「エンターテイメント・スパイ・コメディ」とでもいいましょうか。うーん、ちょっと一言では収まらないかも。
1976年に第一話が発表されて、断続的に、今でも連載が続いているという、とても息の長い作品です。しかもその時々の時事問題が、背景にあるというのは、すごいです。
これを読めば、当時の世界情勢が、分かります。
でもお話はハチャメチャです。いやドタバタです。元気なおじさんたちが、走り回ってます。ジェイムズ君(別名、ドケチ虫、ぞうきん虫、ばい菌、疫病神etc.)という不思議キャラは至上最強の不死身キャラだと思いますよ。
私の一番好きなお話は、あえてあげるとしたら、「来た 見た 勝った!」かな。
鉄のクラウスが、任務のために、大嫌いな怪盗エロイカに協力を要請。
エロイカこと伯爵は、ヴァチカンからとんでもなくありえないものを盗み出す。
伯爵がホテルの大浴場で、少佐をからかうシーンが「ぞくぞく」します。
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