2007/11/09(金)21:06
「東海道四谷怪談」
今日の読み聞かせのために借りた本の中に、私の趣味で選んだ絵本が2冊あるのです。
「四谷怪談」と「鉢かづき」。
一方は歌舞伎の有名な演目ですし、もう一方は日本版シンデレラと言うべきお伽話。
2冊とも絵が凄く良い。文章も子供向けか?と思うような感じです。
特に「四谷怪談」の岡田嘉夫さんの絵が、浮世絵のようでカッコイイんです。
一番恐ろしいポイントであるお岩のビジュアルを描いていないというのも、新鮮です。
読者の想像をかきたてて、じわりした恐怖を感じさせる。
それにしても、「四谷怪談」て本当にドロドロしたお話ですねえ。こわ~。
人間の醜いものが全て描かれているというか。