色無地反物を買う。
初めて、呉服屋さんで、仕立て無しで反物を購入して、そのままお持ち帰りしてしまいました。うおー。なんだか、着物通?みたいな気になってしまいます。気のせいだけど。単に、お仕立て代まで出せないだけです。実は、買ったはいいけどどうしたらいいか、よくわかってないです。素人です、はい。今日は市内のS呉服店のF君からファミリーセールのお誘いがあったので、行ってきたのでした。社員販売会ということで、値引率がかなり高いという話でした。でもまあ、今はお誂えできる状況ではないので、申し訳程度に小物だけ買って帰ろうと思っていたのです。かんたんうそつき襦袢用の晒しとか。どの商品も確かにいつものお値段よりもお安かったのですが、そこは「高級呉服」ですからやっぱり手が出ず。その中で唯一、1万円を割る反物があって、それが色無地だったんです。通常9万8千円が9割引きの9千8百円。10反もなかったのですが、その反物を全て、鏡の前で体に当ててみて顔映りを見たら、結構いいなと思うものがありまして。結果、なけなしのへそくり1万円を出してしまったわけです。反物に合わせた新小石丸の袋帯も、とってもお買い得で、品物も良かったのですが、買えません~。さてさて。家に帰って、とりあえず反物を芯のところまで広げて見てみる。渋いピンク系でなかなか良い色合い。これからずっと着られる色です。シボもわりと深くて、布に表情がある。特に変なところも無い。当たり前か。一通り眺めて、今度は、せっせと芯に巻く。ああ、キレイに巻けない・・・。私はいったい何をしておるのでしょう。いつお仕立てできるのか分らない反物。お安く仕立ててくれるところを、探さねばなりませんね。