2007/01/04(木)16:47
シャーロットのおくりもの
※ネタバレを含みます。
自分が子どもの頃にアニメ映画で観て、原作も読んだことがあったので、懐かしい思いで観ました。
今回は娘と息子が一緒だったので、吹き替え版を観ました。大人が観るなら字幕がいいでしょうね。
吹き替え版だとクモの巣に書かれる字も日本語になってますので、ちょっと雰囲気が出ないかも。
あの部分だけは字幕にする方が効果的な気がするんですけど・・・
でも原作に割と忠実に作られていて、良かったと思います。
オープニングとエンディングの絵本のような感じのアニメーションも可愛らしいし。
エンディングの歌(コレは字幕)が感動的~(涙)
「春生まれの子ぶたは雪を見られない」子ぶたのウィルバーを助けるためにクモのシャーロットが奇跡を起こす。
シャーロット(日本語は鶴田真由)の上品な口調が良く表現されてました。
オリジナルはジュリア・ロバーツだそうで、コレも聞いてみたいですね。
クモの巣に字が書かれることについて、映画(原作も)の中で「奇跡」という言われ方をするのを、日本人的感覚で観ると理解できないかもしれません。
でもおとぎ話だもの、理屈で説明出来ない部分があったって良いと思いません?
生き物が生まれ、いつかは死に、そして命はつながれてゆく。
そのこと自体、至極当たり前のようであり奇跡であるわけだし。
人間の側の主人公、ファーン(ダコタ・ファニング)が想像力豊かで無邪気な子ども時代からやがて大人への階段を上り始める様子も微笑ましく描かれていました。
心が温かくなります。
原作(日本語訳) 原書
アニメーション