徒然DIARY

2007/10/15(月)02:19

フジテレビ「名門に生まれるということ…~市川海老蔵・宿命と苦悩の物語~」

歌舞伎(34)

「破天荒」「わがまま」「生意気」「女たらし」・・・世間で言われるところの海老蔵のキャッチフレーズといったらこんなところでしょうか(爆) いやいや、そんなちっちゃい言葉でくくらないでくださいな。 市川海老蔵という男は、常人には理解できない「でっけえ~」男なのです♪ 納得できないことはしない、やるからにはとことんまで突き詰めて絶対妥協しない、歌舞伎の名門に生まれた故の苦しみ、葛藤、「触るもの皆~傷つけた~」的な青春をくぐりぬけて、いま海老蔵が目指すのは「團十郎」。 市川宗家に生まれたのだから、黙っていても團十郎になる運命だけれど、あえて「團十郎を目指す」というのは、歌舞伎の世界が、芸の世界が生半可な気持ちでは通用しないということを身にしみてわかっているからでしょう。 父であり師匠である團十郎さんは、若くして父・十一代目市川團十郎を亡くし、後ろ盾のないつらさを感じながら生きてきたこともあって、海老蔵さんの言動を心配していますが・・・ ま、たしかに團十郎さんがいるからこそ、海老蔵もいろいろチャレンジできるんでしょうけどね。 ともかく、「歌舞伎を世界のエンターテインメントに」するために、これからもどんどんかぶいてほしいものです。 歌舞伎を見たことない人、海老蔵を見たことない人には、是非是非劇場で見てほしいなぁ。 何と言っても舞台での圧倒的な存在感は並みの人間とはオーラが違いますから~

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