二夜連続ドラマ・点と線
テレビ朝日開局50周年記念というだけあって、主役のビートたけしをはじめとして超豪華キャストのスペシャルドラマでした。高度経済成長直前の昭和の雰囲気ってこんな感じだったのかなぁ~と見入ってしまいました。戦争の痛みを引きずりながら生きる無骨な刑事を演じたビートたけし、凄みがありました。テレビドラマの主演は同じく松本清張の「鬼畜」以来だそうです。あれも怖かったっけな~福岡県香椎の海岸で男女の死体が発見された。現場の状況から心中事件と思われたが、東京駅のホームで二人を見かけたという証言をきっかけに、事件に疑問を抱いた刑事は捜査を続ける。やがて東京オリンピックに関連した汚職疑惑が複雑に絡んできて、事件は混迷を極めるが・・・複雑な時刻表トリックと息詰まるようなアリバイ崩し、久々に見ごたえのあるドラマでしたね~こんど原作も読んでみたいと思います。